なりたい しゃばけシリーズ 14

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 897
感想 : 112
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507207

感想・レビュー・書評

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  • 久々に楽しかったしゃばけシリーズ。
    やっぱりやなりかわいい。

  • しゃばけシリーズ。今回は妖たちが神様を呼びつけてしまったばっかりに、「来世何になりたいか」という難問に答えなくてはいけない若だんな。
    若だんなのせいじゃないんじゃ…と思いつつも、「妖になりたい」「人になりたい」などなど、様々な人たちの事件を解決しつつ、自分の答えに辿り着いた若だんなにほっとした。
    そしてこの答えが、「えどさがし」に続いていくのだなぁ。
    「猫になりたい」の最後の紅松屋さんたちの会話にほろりとした。

  • 最初と最後の書き下ろしがなくても、1つ1つの短編がまとまってて良い感じだった。死んだ先のことを考えさせられる優しい話が多かった。

  • 何かになりたい、を神様が叶えてくれるなら?
    わたしなら答えはもう決まってる。
    猫になるのもいいけどね。
    なんだか金次が活躍?したなぁ笑
    なかなか面白い短編集だった。
    でも終わりはな〜。
    一太郎のなりたいもの、それでいいのかな〜みたいな。

  • シリーズ14作目。5編の短編集。
    それぞれ「なりたい」ものにまつわるお話。今作も色々な謎や問題が若だんなのもとへ持ち込まれる。
    「猫になりたい」のラストに特にじんわり。若だんなのなりたいものに対する答えにもじんわり。
    相変わらずほっこり和めるシリーズ。

  • 前作で畠中さんもうネタ切れなのかなと思ったけど、今回はよかったー。

  • 家鳴りが可愛い。ここでまた再会できることを、約束されたから兄や達が探すことになったのね。

  • 好みなんだけど…。
    つぼにはまるほどじゃ、なくなってきている。
    仁吉、好きだなぁ。
    でも屏風のぞきの印象が、取れない。宮迫。

    あ〜、ほんとに読んでたのか?(2020.10)

  • 文庫の短編集「えどさがし」に続くような話でした。
    神様が出てくるものだから、また時間が適当に動かされたりしたら嫌だなあと思っていたのですが、幸い、そんなことはなかった。

    あれ。貧乏神はいつもいるな。

    表紙の猫又は虎さんだろうか。なんともいなせだ。
    読み終わってから表紙裏表紙の絵を見て、ああ、これはこの時のあのひとか、というようなことを見るのが楽しいです。

  • 何だろう、この安心感。
    絶妙のだるだる感がたまりません。
    長く続く話の醍醐味ですな。

    それにしても猫又の虎と熊市が男前過ぎますわ。
    表紙のいなせなお姿がたまりません。
    話の内容はおバカさんでしたが。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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