やってられない月曜日

著者 : 柴田よしき

• 新潮社 (2007年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[こまりさんの感想 · 2010年5月2日]

地味ーで目立たなくて、ちょっと卑屈で、30目前。
そんな主人公の日常…まぁ普通のようでいて普通ではないけど。

雑誌で連載されてたらしいんだけど、エピローグは書き下ろし。
これ、エピローグなかったら相当消化不良に陥ると思うんだけど…もしや違う形で連載が続いて、違う本に収録されてるのか！？まさかね…。

[kumayuさんの感想 · 2010年3月28日]

曜日ごとに分かれたストーリー、サクサクとても面白く読めた。
主人公たちはコネ入社の立場に悩んでいたりするのだけれど、今年就職を控えた私にとってはとてもぜいたくな悩みだと思った。笑

[しやさんの感想 · 2010年2月19日]

コネ入社のOLの日常。

[ao-nekoさんの感想 · 2010年1月14日]

「あーわかるわかる！」と肯くことが多かったです。柴田さんのこういう小説には、ものすごーく共感してしまうなあ。特にこのヒロイン、けっこう自分と似ているところが多い気がして親近感持てたのでした。そういや年齢も一緒だしなあ。
お気に入りは「誰にもないしょの火曜日」。……ああ、あるよねこういうこと。買うものは違うけれどね（笑）。一方で人間見かけだけでは幸せかどうかなんて分からないものだよなあ、という哀しさも感じたのでした。
幸せってのは、結局人それぞれで、自分で見つけるものなんですね。

[ogwbook8723さんの感想 · 2010年1月14日]

途中リタイヤ。
けど面白くなかったわけじゃないので、また借り直そうと思う。

[なんとかさんの感想 · 2009年11月28日]

経理に所属するちょいオタOLの話。
細かい部分で共感するところが多かった。普通でもいろいろあるんだよ。

[末期ー。さんの感想 · 2009年10月16日]

職があって趣味があって十分幸せなんじゃないかと。
だから前半ちょっとムカついた。

[はるひさんの感想 · 2009年9月23日]

そこそこのお給料はもらってるけど、定年まで勤めるかどうかはわからない。
特別なキャリアアップを目指してるわけでもない。
だからといって結婚したいわけでもない。

結構いるんじゃないですか？　こんなアラフォー。

[shushuさんの感想 · 2009年9月6日]

28歳有名出版社の経理
仕事は嫌いじゃないけど好きでもない
独身、男っけなし。興味もなし。
趣味はＮゲージ150分の1の住宅模型
夢は自分の会社を丸ごとつくること

すいすいすいーーっと読めちゃいます。
ＯＬも大変だよね

[blue_travelerさんの感想 · 2009年7月23日]

出版社にコネ入社したＯＬの１週間。地味に波瀾万丈の出来事が・・・あくまでも地味に。見かけは平凡、趣味は１／１５０の家の模型作り。一般から見たらオタク、でも本人は自覚なし。その趣味つながりで友達以上友達未満の進展しそうでしない男オタク友が社内に出来てしまうのが、なぜがベタ。秀作未満佳作以上でもおもしろかった。

著者プロフィール

　小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第１５回横溝正史賞。
　猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ　など。

「2021年 『猫日記　Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」