いとみち

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 437
感想 : 106
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104723034

感想・レビュー・書評

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  • バイトにしろ正社員にしろ学ぶことの多い職場は良い職場であろう。 ラストの演奏シーンはスピードと臨場感にあふれていてであふれてい津軽三味線を聴いてみたくなった。

  • 読んで良かった。スゴく楽しかった。

  • 登場人物がみんな純粋で良い人たちで、かわいくて和める。
    ストーリーラインに目立った起伏はなく、息抜き小説と言う意味合いで、気楽に読むのがいいかと。

  • 引っ込み思案でドジで、萠え系かわいいキャラのいとちゃん。私にこういうシュミはないんだけど、津軽メイドカフェにいる面々がなかなか面白いので、最後まで読む気になりました。最後まで読んでみたら、なかなかドラマティックでした!続編もあるから、読んでみたい。

  • 頑張るいとちゃんが非常に可愛いくて好感の持てる小説でした。

    訛りも可愛い。

  • なじみのなかった津軽弁ですが、味があるなと思いました。コンプレックスだらけの自分を変えたくて、メイドカフェで働くお話ですが、主人公が純朴で良いです。
    最後は少しばたばたと収めた感じはしましたが・・・

  • おもしろい!
    好きだ!
    おばあちゃんの話している(津軽三味線の名人。三味線でハードロックをゴリゴリと弾く)の、べらっべらの津軽弁の表記が・・・・笑いすぎて。つぼにはまって。
    そこからどんどんページをめくるのが楽しくなった。
    いとちゃんの成長ぶりも、最初はまたころぶんじゃないかだいじょうぶかって思っていたのも、だんだんとたのもしく、それを見守る店長、先輩メイドズ、さらにオーナーの愛すべき人格にも・・・なんか涙もろくもなっちゃったなぁ。

  • ほのぼのした可愛い話。
    好きな青森が舞台なので、津軽弁や青森駅、青森ベイブリッジにねぶた小屋、津軽三味線など知ってるコトがあるから、映像がうかんできました。
    ただ、読み始めは展開が少なく、なかなか読み進まなかった(>ω<、)
    途中事件があって、店長の話が涙、涙。
    登場人物がみんなよかった(●´∀`●)ノ

  • 真面目なメイドカフェと津軽三味線のミスマッチなピッタリ具合がとてもいい。ドジで引っ込み思案のいとが、少しずつ成長していくところも楽しみ。捕まったオーナーのトドの様なかわいさも魅力的だ。

  • モモが図書館で借りてきた。
    地味でひっこみじあんな主人公、高校1年生。
    名手のばあちゃんの仕込み津軽三味線の腕はピカイチなんだけれど、ある事情で三味線から遠ざかっている。
    うじうじした自分をナントカしたくて飛び込んだバイト先はメイドカフェ!
    登場人物が個性的でいきいきしてる。善人揃い。
    (特にばあちゃんがいかす)
    すっきり爽快な問題解決、大団円が心地いい!
    ストーリーにちりばめられた音楽もいい!
    最近はモモが「面白いよ〜読んでみる〜?」と持ってくる本が本当に面白かったりする。ライトノベルなんて自分では絶対手に取らないからコンシェルジュだね。
    いとみち”二の糸”も面白かった!

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著者プロフィール

1971年東京生まれ。2004年、『ボーナス・トラック』で第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。著書に『階段途中のビッグ・ノイズ』『いとみち』『陽だまりの彼女』等がある。

「2021年 『まれびとパレード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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