地元菓子 (とんぼの本)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106022456

感想・レビュー・書評

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  • なんかおいしそう。かどうかわからないのも多い。昔風なものが多いのは今どき新発生することが減ってるのか。うーん。

  • 全国津々浦々のお菓子屋さん。歴史と風土と人々の愛情に育まれてきた味。すべて自らの足で見出したものである。小さく薄い本の中には様々なお菓子が所狭しと並べられている。よく見ると一つ一つが少しずつ違っている。小さな変化がおもしろい。著者のお菓子への愛情と観察眼に目を瞠らせられる。それぞれのお店での何気ない会話がほっこり温かい。お菓子を通じた人情の機微に触れられる。お菓子図鑑であり、心温まる旅エッセイでもある。

  • その土地でしか出会えないお菓子、地元菓子。
    同じお菓子が各地でいろいろな変化を遂げて違ったお菓子になったり。
    同じエリアでも、お菓子屋さんによって独自の工夫をこらしていたり。
    写真も豊富で見ていて楽しく、地元菓子に出会いに旅行に行きたくなる。
    今回は豆菓子があまりなかったので、いつか豆菓子フィールドワークしていただけたら。
    有名パティシエのスイーツも、コンビニの袋菓子も好きだけど、地元菓子もいつまでも健在であってほしい。

  • 色んな地方の様々なお菓子を紹介していて、ワクワクする。日本旅行をする人ならこれ読んでから行くといいんじゃないかな。大好きなイタリアンロールが載っていたので、この人のセンスは好きだと思った。

著者プロフィール

1968年兵庫県神戸市生まれ。編集者、文筆家。学習院大学文学部国文学科卒業後、山と溪谷社入社。『wandel』編集長、『山と溪谷』副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆。著書に『東京近郊ミニハイク』(小学館)、『東京周辺ヒルトップ散歩』(河出書房新社)、『徒歩旅行』(暮しの手帖社)、『地元菓子』、『石井桃子のことば』(新潮社)、『東京甘味食堂』(講談社文庫)、『岩波少年文庫のあゆみ』など多数。「街と山のあいだ」をテーマにした小冊子『murren』編集・発行人。随筆集『街と山のあいだ』は増刷を重ね、旅の随筆集第一集『旅の断片』は2020年に第5回斎藤茂太賞を受賞した。

「2021年 『途上の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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