人は見た目が9割 (新潮新書 137)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106101373

感想・レビュー・書評

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  • この本の中では、沈黙の必要性についてが1番印象に残りました。『 何も情報を伝えない時間が「通じ合えるきっかけ」をつくる』という考えが素敵だと思ったからです。沈黙は酷く辛いものにもなりますが、心地よいものにもなり得ます。話すことが相手と関わるにつれ億劫になってしまう私は、沈黙を心地良い時間にしたいといつも思っています。それがどれだけ難しいかも知っています。沈黙が苦痛に感じなくなったら、その相手とは長い付き合いにできるのかなと思います。上辺の関係は嫌なのに適当に会話をしてしまうので、沈黙を大切にして、よく考えて会話したいです。
    具体的な解決案が知れる本という訳ではないのでおすすめしたいという訳では無いのですが、色々自分を考えるきっかけになったので、それもいいのかなと思いました。

  • 劇作、漫画原作を仕事とする著者の、役者の役作り、配役の基準、漫画作画の仕方などの経験から、人の見た目が与える影響を論じている。
    見た目と言っても、単に容姿などではなく、音、匂い、マナー、仕草、話の間なども含めた「広義の見た目」からくる印象等を、文化的背景や心理実験などから裏付けている。

    本の内容としては、へぇと納得できる一方で、見た目を重視するからこそどうすれば良いかという解決策は論じられていない。見た目の重要さを理解した上で、自分の振る舞いをどうすれば良いかを自ら考える必要がある。

  • ブックオフでの100円買い。
    暇つぶし用。特に吟味することもなく、興味のひかれたタイトルを手に取った。

    帯に「話題作♪」との煽りあり。
    確かに、見覚え・聞き覚えのあるタイトル(笑)。

    さて、本編。

    ふぅん。
    なるほどぉ。
    あ、たしかにそうだよね。
    まぁ、そりゃそうだよなぁ。
    そうか、これは頭に留めておこう。。。

    と(↑)いう感想をそこかしらで抱いた。上記の中でも、
    一番多かった感想は、
    「ふぅん」だったかな。

    読んで損をしたとは思わないが、ブックオフ本で十分だった。

    ★3つ、7ポイント。
    2019.11.18.古。

  • 言葉より言葉以外の方が伝達力が高い
    能力や人格が見た目に現れる
    人間以外は言葉を使わない、言葉を使わなくてもどうにかなる
    目は口より雄弁

    自律神経信号 汗、動悸
    下肢信号 貧乏ゆすり
    体幹信号 姿勢 の順で信用できる

    髭は威圧感を与える
    人はソファーなど隙間に入るのが好き
    繰り返す、頷く、相槌は同調
    前のめり、相手との間の障害物を除く、両手が足の上にある
    4回以上頷くと否定
    まばたき、他者の視線を一瞬遮る
    実質視線を逸らすのと同じ
    上着を脱ぐのは緊張していない
    二者間で目を見て話すのは3~6割の時間
    実際にあうのは1~3割
    1秒以上合うとストレス
    女性は聞いてる時に相手の目を見る
    額に髪を下ろすと3.4歳若く見える
    相手に分からせ自分を通す ヨーロッパ
    お互いに語らず察する 日本
    日本では労わる、察するのが大事
    食品に青のパッケージはタブー
    化粧で女性は自信を持つ
    相手との間をつかむ必要がある
    自分のために時間を使ってくれる人に打ち解けていく
    密接距離 45センチまで 触れられてもよい
    個体距離 120センチ 親しい 性を問わない
    社会距離 360センチ 仕事の仲
    講習距離 それ以上 無関係
    敵は真正面に座る
    席の真ん中に座る人はよく話す
    最初に来て端に座る人は控えめ
    なんたる偶然 ゲーム
    互いに質問し共通点があると、なんたる偶然と叫ぶ
    破れ鍋に綴じ蓋、互いが長所と短所を補完しあう、バディ

  • タイトルだけが流行語で一人歩きしているが、物事の捉え方やマーケティングにもつながる思考の内容。

  • 何の根拠も無い。読んでいるのは生徒さんですか?

  • 2005/10/19 ,2005/10/27 read up

  • 本はタイトルが9割
    特にこの本は。

  • 以前から読みたいと思っていた本で読んでみた。
    少し想像していた内容とは違ったが、面白い見方で書かれているなと思いました。

  • 読了

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著者プロフィール

1956年 福岡県生まれ。横浜国立大学教育学部心理学科卒。一般社団法人演劇集団ワンダーランドを主宰。宝塚大学東京メデイア芸術学部教授。劇作家・演出家として活躍する一方、さいふうめい名義で漫画『哲也 雀鬼と呼ばれた男』の原案を担当し、講談社漫画賞を受賞。著書はベストセラーとなった『人は見た目が9割』など多数。

「2022年 『マスク時代リモート時代の《新》コミュニケーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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