会話のきっかけ (新潮新書 591)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105913

作品紹介・あらすじ

知らない人と二人きり。さて、どうしよう……。 とかく面倒な世間でも、口のきき方と心構えひとつでずいぶん楽になるもの。しゃべりのプロが贈る、人づきあいで気苦労を抱えがちな貴方への特効薬。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから、会話が苦手な人のための実践的な本だと思い手に取ったが、まったく違った。
    アナウンサーがしゃべりということをテーマにしたエッセイ。 もとはネットの連載記事。 新書として、このタイトルで売るのは「詐欺」のようなものである。
    最初の方は、まだタイトルに沿った話だが、途中から(4つ目で)思いっきりずれてくる。 「近隣トラブルは声掛けで防ぐ」に至って、おいらの求めてる本ではないと思い途中で読了。

  • なぜならばという根拠について自問自答することをおろそかにしていないか?を大切にしたい

  • アナウンサーというプロでも、話のきっかけを作るのはとても難しい。だから、素人がそれに悩むのは当然。

  • 他愛ない会話って難しいよな

  • 円滑なコミュニケーションのためのヒントが散りばめられている。当たり前のことが多いが、なぜそれができていないか、それをするためには何を心がければ良いのかが、筆者の視点で整理されているのは、一読に値する。

  • 相手のプライベートを詮索するような質問をいきなりしないマナーは、日本人社会でのもの。(韓国やフィリピン、欧米では職業や年齢などを初対面で確認する。)
    リスクが低い会話のきっかけは「独り言」「現在の共有体験」「自分の報告」。
    自己紹介は盛るひつようはなく、自分の人柄を具体的なエピソードで。
    タイトルの会話のきっかけにとどまらず、コミュニケーションのコツが軽妙につづられている。
    損得勘定による判断も一つの方法、問題に名前をつけて外在化させて解決に取り組むなど、目からウロコの情報もあった。
    相手や場のことに関心を払い、ネタになりそうな情報を集めようとする気配りの大切さを感じた。
    14-174

  • なんでもないように見えるところこそが、売りになる。
    自己開示とは自分の強みも弱みも構えることなく相手に伝えること。
    挨拶は誰にとってもしんどい。
    相手の前でスマホをいじらない。

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著者プロフィール

1950年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、文化放送にアナウンサーとして入社。
1992年からフリー。テレビ、ラジオの司会を中心に活躍する。その一方、49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に入学、51歳で心理学修士号を取得。シニア産業カウンセラー、認定カウンセラー、健康心理士の資格を持ち、カウンセラーとしても活動している。
東京成徳大学客員教授、日本語検定審議委員も務める。主な著書に『口のきき方』『すべらない敬語』 (以上、新潮新書)、『心を動かす「伝え方」また会いたくなる「話し方」』(講談社+α文庫)、『敬語力の基本』(日本実業出版社)、『おとなの雑談力』(PHP文庫)など多数。

「2020年 『イラッとさせない話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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