- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106106484
感想・レビュー・書評
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●世の中の常識が天動説から地動説へとパラダイムシフトしたのは、ガリレオガリレイが地動説の正しさを証明したからではない。天動説信奉者が死に絶え、地動説を信じる人たちへと世代交代したから。
若い人は年長の責任ある役職の人を取り込んで、その人を立てつつも、実質は自分たちあが主導してきるくらいの技を身につけよ。
●勝てる土俵を見極め、楽勝でできることを、徹底的にやる。
●人脈とは外部の脳。横断できるように。
●教養とは、自分と異なる思想。 -
この本は時事ネタをケーススタディとして、戦略思考で分析するといった本のため、武器シリーズに比べて少しばかり退屈な本だったかも知れない。
しかし、帯にて古市氏が「戦略とは突き詰めれば優しさと近似する」と書いてある通り、戦略の思考様式自体に価値があり、とても重要なキーワードであると再認識できた本だった。とても読み応えのある本だった。 -
「株価よりも先に人材が動く時代になりつつある」
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必勝パターン。
勝場を見極め、そこに資源を徹底的に投資する。
場をつくることで人間が刺激しあい、ネットワークをつくり、能力を高める。
教養、リベラルアーツの必要性。
自分と異なる思想、思考の全てを指す。 -
いつかまた読みたい
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英語はRPGの呪文。
給料は資本の大きい会社が高い。
ネットゲームはお金によって勝ち負けが決まる。そこが既存のゲームとは異なる。 -
シニアの仕事は若手をうまく泳がせることである。若者が脚光を浴びるとき、裏にはベテランのパトロンがいるというのが歴史の真実である。
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裏を取るのではなく、
逆をとる。
自分の意見の裏をとるという行為は、ともすると自分に都合の良い情報ばかりを得てしまう危険性がある。
逆をとることで、
反対意見を知り、その反対意見の論拠を知れば、それが信ずるに足るかどうかで、自分の意見が逆に信ずるかどうかを知るに至る。
これは有効な思考法。 -
タイトルと中身が繋がらないところがあるが、個々の戦略とした仕組みですでに勝つ状態を用意する視点は多々あり。
著者の著作は初めて読んだが、なるほど今までのビジネス書にはなかなかない未来を向いた思考が見え隠れする。