誰の味方でもありません (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106108105

感想・レビュー・書評

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  • 歯に衣着せぬ物言い、それでも嫌な感じがしない。しっかり自分の言葉で書かれているところがいいと思う。
    ウラジオストクと長崎のアイランドルミナに行ってみたくなった。
    「嫌な人」を「サンプル」と思えばいいとは、お見事です!

  • 2019年8月3日 78冊目(8-1)

  • 僕も古市さんをテレビで知ったクチ。
    「炎上も恐れずに随分好き勝手なこと言える人だな~(笑)」という印象だったんだけど、本を読んでみると、とってもフラットで自分に正直な人なんだな~と思って親近感が湧いてしまった。
    このフラットさと正直さを貫くのって凄く難しいんじゃないかなって思う。
    とても魅力的な人だな~と改めて思った。

  • 意外と純粋で、ロマンチストで、
    ちょっと意地悪な目線が面白い。
    これからも人たらし、いや、
    中高年たらしの古市さんでいて欲しい。

  • テレビで喋ってるところしか
    知らなかったのですが
    わかりやすくて納得する事が多く
    初めて本を読みました
    文章もわかりやすくて納得する事が多い
    そして思ってる以上に
    私自身は笑いながら読めるものも
    たくさんありました

    次は小説を読んでみようと
    思っています

  • 炎上に怯むことなく意見する著者の印象は、メンタルが強い変わり者。しかし世の中をよく観察していて、自分の考えを率直に述べる様は尊敬に値する。

    難しい言葉は読み飛ばした。なるほど、と思う部分もあったし、納得できない点もあった。

    最後の嫌いな人との付き合い方は参考にしたい。私は観察者で相手はサンプル。客観的に相手を捉えることで、後々誰かに話せるネタ作りとでも考えれば、嫌な人と関わる時も気が楽になりそう。

  • 2019.7.3
    面白かった!TVの発言がきっかけで好きになった古市さん、本は初読み。なんで炎上するんやろ?ってくらい、サクサク面白く読めた。年齢が近いからなのかな?
    くすっと笑えたり、そうやなあと納得したり。
    凝り固まった考えで批判ばかりする人たちもいる世の中で、古市さんはどこかマイルドで自然体な感じがする。

  • 隙間時間にちょこちょこ読んだ。
    テレビで観ていた印象が変わらないまま文章になっていた。他人へのディス(と読み取れる)もテレビそのままなので、これはもうパフォーマンスじゃんという感じ。

    新書化にあたって書かれていた各コラムへのコメントも面白かった。


    メモしたフレーズを見返してみると、意外にも愛や感情表現に関するものが多かった。古市さんからこれらを学ぶってどうなんだかなあとは思った。

  • 某国営放送の夜のニュースに出てた頃から面白くて印象に残ってる古市さん。世間では炎上しがち嫌われがちなので、さぞや尖った本なのかと思ったら、そんなことはなくむしろ柔らかな印象で面白く読めた。元々嫌いではないけど古市さんに俄然興味が出た。
    それにしてもそんなに太ってるように見えないのに何故そんなにダイエットに拘るのだろう(笑)以前テレビでチョコレートと水で暮らしてるといっていたけど、本当にそれで暮らしていて、寝ながら無意識に食べるので、届かない所にしまったり、隠したりといったエピソードは子供っぽくてクスッとなった。また、思いの外フットワークが軽い。どこでもふらっと行ってしまうの、すごいなぁ。
    テレビで見るのは本当に彼のほんの断片で、こうして文章で向き合うと、その人自身が見えてくるんだなっていう体感をした本でした。

  • 古市節が面白いので、スラスラ読めちゃいます。好き嫌いが分かれる方ですが、この本は難しい話はなく、どんな読者も取り込めるなぁと思いました。
    しっかり自分の言葉で書かれているので、人となりも感じ取れる本でした。

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著者プロフィール

1985年東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。2011年に若者の生態を的確に描いた『絶望の国の幸福な若者たち』で注目され、メディアでも活躍。18年に小説『平成くん、さようなら』で芥川賞候補となる。19年『百の夜は跳ねて』で再び芥川賞候補に。著書に『奈落』『アスク・ミー・ホワイ』『ヒノマル』など。

「2023年 『僕たちの月曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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