嗤う伊右衛門

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120026898

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  • 貧乏武士の伊右衛門が民谷のお岩へ婿入りする。彼の上役伊東喜兵衛の残虐非道が増していき、残酷な結末となる。

    題名が嗤う(わらう)伊右衛門なのに、全然おかしくない。狂ったり自殺したり殺されたり、なんだか悲惨な状態で終わります。ミステリーじゃないな。

  • 平坦且つ冷淡な文章が、物語の切なさや儚さを醸し出しているが、其れを退屈に感じてしまう一面も。

著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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