スカイ・クロラ

著者 :
  • 中央公論新社
3.67
  • (639)
  • (568)
  • (1198)
  • (99)
  • (27)
本棚登録 : 4857
感想 : 715
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120031588

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 戦闘機パイロットのカンナミは,配属された前線の基地で,
    クサナギという不思議な女性の上司に出会う。

    後半で設定が明らかになるがやたら淡白な展開が続く。
    透明すぎてあまり好きにはなれないが,読みやすい。

  • 先に映画を観て、本は『ナ・バ・テア』から順々に読んできた。

    分かりやすく説明してくれる小説ではないけれど、その分考えることは沢山。
    始終無常感が漂っているような感じ。
    最後は静かに、でも深くかなしくなった。

  • 【内容】

    ずいぶん前に(出版されたころ)読んだので、もう内容ははっきりしていない。
    「ナ・バ・テア」を読むことにした今、書いている。
    「ナ・バ・テア」の主人公と思われるクサナギという人物も出ていたような記憶がある。パイロットではなく指揮官として。空から引きずり降ろされて悲しいかもしれない。
    他にキーワードとしては「不死」「成長しない子どもたち」「戦争としてのゲーム」という感じだったような。

    【感想】

    最初読んだとき「エリア88」を思い出した。あれをもっとクールにした感じ。

  • 装丁がきれいで見とれました。

    戦争と反するような静けさを感じました。
    なぜそうなってしまったのかとゆうのは分からないままでしたが
    続編であきらかになるのでしょうか?
    森さん初めて読みましたが出会えてよかったです☆

  • 今日の読評は『スカイ・クロラ』。大学の頃に読んだきりなので、8年ぶりくらいに読んだわけですが。

    読んだ感触としては、「あれ、こんなに訳のわからない話だっけ?」というところでした。前に読んだ時はもう少し理解して読めていたような気がするのですが、もともと、続き物の第一巻みたいな部分があるので、作品内では多くは語られていないのですが、年を取ったからか、若い年齢の主人公たちに感情移入ができなかったように思います。
    いや、やっぱり文中の説明が足りないだけか? 森博嗣作品は馴染みが薄いので、これがスタンダードなのかもしれませんが。

    実はもう読了したのでが1週間以上前なので、若干記憶が薄れているのでこれくらいで……。

  • ものすごく切なくて、初めて飲めないコーヒーを手に取るというある意味異常な行動に出ていた小説。なんで今までスルーしてたんだろ…。

  • シリーズ全部同じテーマで、面倒くささが変わるだけというスカイ・クロラシリーズ。最終話だけあって面倒くささは一番。よりによってなんでこれを映画化したのか。いいぞもっとやれ!

  • 草薙を飛ばせてやってくれ、と心の中で叫びたくなる。このラストが嫌なわけじゃない、この物語は好き。ただ、せめて、空から堕ちてほしかった。

  • 渋い雰囲気のライトノベルという感じ。S&Mシリーズのような理系の人間が描かれてることはない。

  • とりあえず、装丁がどストライクで好み!

    S&Mシリーズまでの論理的で無駄のない言葉のはこびとは異なって、
    詩的で耽美な世界をつくる文章でかたられる本書は
    ミステリーだけではない、森博嗣という作家の凄さを知らしめます。

    でもこれも全シリーズ読まなければすっきりしないのでしょうか、
    テンポよく進む展開なのに、どこか空虚感をはらませます。
    その置き去りにされた感覚を回収していくための他作品なのかも。
    読んでみます。

全715件中 101 - 110件を表示

著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森博嗣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×