猫: クラフト・エヴィング商會プレゼンツ

著者 : 有馬頼義 猪熊弦一郎 井伏鱒二 大佛次郎 尾高京子 ほか

• 中央公論新社 (2004年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[みどりっこさんの感想 · 2010年6月15日]

結局装丁買い。
中身も面白かったですが。

みんな子猫の表現がバラバラで一括して比べられていい。
なんだかんだ犬も読みたい。

[三月☆うさぎさんの感想 · 2010年2月9日]

猫好きよりも、それほど猫が好きでない人が一歩引いて書いている文章の方が好きだ。寺田寅彦の作品がいい。

[ミニメイさんの感想 · 2009年10月18日]

装丁がすごく好き。ちょこちょこと登場する黒猫「シンク」がかわいい(=`ェ´=)
著名な作家が「猫」について色々な視点から書いていて、ノスタルジックでいい感じ。特に好きなのは、猫好きではなかった人が猫の魅力を実感してゆく寺田寅彦氏の記録文。

[coco-rosesさんの感想 · 2009年1月28日]

ＭＩＭＯＣＡで購入。
猪熊弦一郎のエッセイが乗っている。
壺井榮・谷崎潤一郎・寺田寅彦名だたる文豪の
どれも猫にまつわる随筆集。
犬もあるらしい。

[モエルさんの感想 · 2008年12月17日]

（『犬』のほうがすごくよかったので続けて読んでみたが少し期待はずれ。）

犬と猫は全く違う動物なんだな。

犬は人間の友達で家来で家族で。
でも猫はどこまでいっても猫なのだ。
そのことがよくわかった。

[ranakayさんの感想 · 2006年6月11日]

猫がテーマの随筆オムニバス<br>　新学期しょっぱなの国語の授業中に、モーレツな集中力で教科書を<br>夢中で読み進んだ様な、ノスタルジーに浸れました。ほのぼの。

[rouxさんの感想 · 2005年12月24日]

随筆集「猫」、新生。（「犬」あるんで、良かったら。）

[やみーさんの感想 · 2005年6月6日]

なかでも寺田寅彦氏の文が面白い。そう猫好きではなかった氏ならではの客観的視点からの観察がいいのだ。

[金谷さんの感想 · 2005年1月30日]

最後の柳田氏の考察が読み辛かったが、他はそれぞれ面白かった。谷崎潤一郎の「客ぎらひ」や坂西志保の「猫に仕えるの記」など好きでした。

[あしかとあしたさんの感想 · 2004年10月28日]

猫に関する随筆を集めた本。
元々は、55年に中央公論新社から出版されていたそうだけど、新たにクラフトエヴィング商会が再編集したそうです。
猫好き、クラフトエヴィング好きにはたまりましぇん。
55年以前に書かれたものなので、動物を扱う時代の違いを感じます。結構冷たかったり、でも暖かく見守っていたり・・・。
つかづ離れずの関係が気持ちいいです。
犬好きには「犬」もあるのだ。