- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120038518
感想・レビュー・書評
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二人の男女の関係は何なのか、ハイキングの真の目的は何なのか、複数の謎を絡めながら明かしていくのがさすがだった。
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たつた二人。
それでも、こんなに世界が違う。 -
マンションの一室で起こる男女2人の物語。記憶を辿っていった先にある真相。
暗いです。 -
読了日20140124一般5冊目。面白かった。スリリング。
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心理的にどっと疲れた。いくつもの覆す推理に、二人の変化に、途中とてもゾクゾクした…!
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≪県立図書館≫
感情が生々しかった。
触れそうなくらい。
濃密すぎる一夜だ。
おもしろかった。 -
別れゆく男女の一晩の物語。
住まいも片付け、スーツケースを机替わりに、出来合いの惣菜とお酒で、語り合う。
男女、それぞれの視点で、回想を交えて語られ、舞台劇のような作り。
事件、2人の関係、謎ははっきりしないまま。
続きが気になって一気読み。でも面白いのかどうか、よくわからなかった。
(図書館) -
舞台は、アパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し語り合う。初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿ーー共有した過去の風景に少しずつ違和感が混じり始める。濃密な心理戦の果て、朝の光とともに訪れる真実とは。不思議な胸騒ぎと解放感が満ちる傑作長編。
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恩田陸作品らしい、どろりと不穏な空気を始終纏った作品。
これまで、一緒に暮らしてきた男女の、最後の一日。荷物はほぼ全て片付け、がらんとした部屋で彼らは最後の一日を終えようとしている。互いに相手を白状させようと、胸の内に抱きながら。
最終的に、何とも不思議な真相が明らかになる。
結局は彼らが頭の中で導き出した真相であり、それが本当に真実なのか?そもそも、君らはなぜ?と微妙な謎を残していくのは恩田作品らしいと思わせるところがあるので求めないけど、どこか釈然としない。