おんもにでよう。

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 54
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044267

感想・レビュー・書評

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  • エッセイ本
    ちょっとびっくりなくらい虚弱な人があちこち行った体験記
    主にオタク、もしくは女子力アップ体験
    コミケ、マッサージ、メイク、漢方などなど。

    自分がアレルギーも頭痛もないから、病気じゃないけど虚弱な人って割と不思議。
    急にめまいがして倒れたりとか。

    唯一便秘だけは共感するけど、それをしんどいと感じないくらいに鈍感なので、やっぱり不思議でした。
    なんか色々大変そう。
    とは言え、コミケなんて言う暑いもしくは寒い時期に激混みの中に突進して行ける元気あれば十分なんじゃ…?とも思います。
    大好きでもなかなか人混みは苦手な人からすると元気にも思える…

  •  障害者の体験記というと、重くて如何に壮絶な苦しみを乗り越えてきたのか、あるいはとにかくポジティブに障害なんて跳ね飛ばして生きてきたんだ!といったやや極端なような書き方のものが多いような気がするが、この本はさにあらず、エッセイということもあるかもしれないが日々、パニック障害をはじめ数々の不調を抱えながらも、それに囚われる事無く(事前に出来る限りの準備は怠りなく)「おんも」に出てゆく著者。
     そのお出かけをとにかく楽しもうという姿勢に、そして障害を特別に捉えない軽快で軽妙な語り口に好感を持った。
     
     
     

  • セミオーダーのもの、つくりたくなりました。

  • 好きな作家さんの初エッセイ。
    虚弱体質とはきいていたけどここまでとは。
    長生きしていただきたいものです。

    エッセイの内容自体は体験エッセイで笑えるんだけど。

    気絶の項目は自分でも覚えがあるだけにうなづく。

  • 全12回のエッセイ…というか、女子力とオタク力を上げるための本?w
    もうすでに、全額自腹、という所から微妙に笑ってしまいましたが。

    最初の、ぶっ倒れるのよ~だけは、ぎゃぁと驚きますが
    その後だと、そう簡単には驚かない状態に。
    でも確かに、逃げ口を確保しているのとしていないのでは
    かなり心の平穏が違いますね。
    貧血になってブラックアウト、はないですが、乗り物酔いだけは…。
    一応己の限界は知ってるんですけど。

    しかし、ブラの話やら靴の話やら、女子力を高める話も出てましたが
    衝撃的だったのはコミケの話。
    そうですよね、よくよく考えればそうですよね。
    同じサークルが3日間もいたらびっくりですよね…。

  • 身につまされる(笑)
    自虐っぷりといい、ダメ人間っぷりといい、好きだ、この人。

  • 脳貧血で気絶してから、おんもに出られなくなった著者のリハビリ本?
    ・・・と、言っても重い話ではなくて・・・

    女子力upにセミオーダーのブラ・靴を買いに行ったり。
    ↑これは行ってみたい~。

    コミティアのお話しなど。

    面白かった。

  • エッセイ集ということで作者買いしてみました。
    かなり赤裸々に語られているのでちょっと驚きました。
    テーマが「女子力UP」とのことで、読み物としては興味深かったですが、役立てられそうにはありませんでした(苦笑)。あー、彼女がいたらちょっとは役に立ったのかも?

  • カラーコーディネイトとか面白そう。
    語り口がずっとあとがきのノリで面白かった。

    新刊が出てない時期が長いなーとは思ってたけど、この本読んで納得というか…健康って大事だなぁ。

  • 人間働き過ぎるとこうなるっていうダメ見本からリハビリする話。
    生きる糧としての趣味爆走、オンナは自分の為に美しくなるのよレッスン、
    なんにせよ人間身体が資本よね体質改善の3本柱で、
    どれも楽しく読めました。

    ま、辛いことを笑いに昇華する力があることが読者として一番の安心かなー。

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