コ-ヒ-が廻り世界史が廻る: 近代市民社会の黒い血液 (中公新書 1095)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121010957

感想・レビュー・書評

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  • 歴史・文化の変遷の裏にコーヒーあり。コーヒーを中心として、世の中がどのように動いてきたのかを細かく伝えてくれる。たった一杯のコーヒーに秘められる大いなる魅力と人間の営みが語られており、歴史の裏側を読み解く喜びが得られる一冊。

  • 4121010957  234p 1998・5・25 10版
    コーヒーを見ることで世界史が見える・・・そんな内容。

  • コーヒーとヨーロッパの歴史の関係がすごくおもしろい

    キリスト教や革命、プランテーションと黒人奴隷制度などもっと詳しくなりたいな

  • コーヒーの普及・発展(?)を中心に据えて見る世界史の本。
    うんちく好きのコーヒー党には面白い本です。

  • コーヒーの歴史。黒い黒い…

  • 物を中心にしてみた世界史というのをちゃんと読んだのがこれがはじめてで、本当に興味深かった。目からうろこ

  • ドイツ語の先生の本。
    ある程度世界史を知ってる人にはお勧め。
    知的刺激を受けます。

  • 面白かった。商品作物として世界史に残るコーヒーの役割が描かれている。後半他のコーヒーの本よりドイツにおけるコーヒーの状況が詳しく述べられ興味深い。作者はドイツ文学の研究者。

  • 本当に世界史の本でした。まるで高校時代の世界史の先生の話を聞いているかのようでした。

    コーヒーを飲むのは好きだけど,歴史的にも政治的にもいろいろあったのね,コーヒーって。

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著者プロフィール

1946年福島県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。新潟大学教養部助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。現在、東京大学名誉教授。専門は、文化学、ドイツ・ヨーロッパ文化論、言語情報文化論。
著書に『コーヒーが廻り 世界史が廻る――近代市民社会の黒い血液』(中公新書、1992)、『パンとワインを巡り神話が巡る――古代地中海文化の血と肉』(中公新書、1995)、『乾いた樹の言の葉――『シュレーバー回想録』の言語態』(鳥影社、1998)、『榎本武揚から世界史が見える』(PHP新書、2005)、『『苦海浄土』論』(藤原書店、2014)、編書に『バッハオーフェン論集成』(世界書院、1992)、翻訳にイバン・イリイチ著/デイヴィッド・ケイリー編『生きる希望――イバン・イリイチの遺言』(藤原書店、2006)等。他にバッハオーフェン及び母権論思想に関するドイツ語論文多数。

「2016年 『アウシュヴィッツのコーヒー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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