理科系のための英文作法: 文章をなめらかにつなぐ四つの法則 (中公新書 1216)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121012166

感想・レビュー・書評

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  • 経験ではなく、談話法規則を利用した英作文の作成方法。
    文章には話の道筋を道標にする。接続詞より副詞を活用。
    時系列に書くと分かりやすい。

    A.S.Hornby著
    オックスフォード現代英英辞典

    動詞の使い方が詳しく記載されている。

  • センスのないひとにはよい本かもしれない。
    自分のセンスを磨くためのひとつの研磨剤にしては硬すぎるので、あまり真面目にこの本に書いてあることをゴリゴリと使ってセンスを磨いていたら、たぶん目も当てられないことになりそう。
    プロの初心者になりたいのならいいかもね。
    あくまでそういう本だと思って読んだ方がいいと思う。

  • 論文を書く上でのポイントを理系っぽく解説した英作文指南書.ネイティブが書くような英作文はハナから諦め,なるべく正確に意図を伝えるにはどうすればよいかを主眼におくというスタンス.受験英語の延長.「適切な接続詞で文の構成をはっきりさせる」「文の階層を意識する」「重要な情報を後ろにする」「視点を移動させない」がポイントらしい,それぞれまず日本語を例に“分かり易い文”にするための仮説を立て,それから英作文のコツを入るため,日本語文であっても多少は役に立つ.もう少し長文の例を載せてほしかった.

  • 文章の「つなぎ方」
    一文一文書くだけではなく、接続詞や副詞を使って文同士をつなぐことに意識した一冊。
    「道標」となる言葉を配することで、言いたいことが整理できて、読者にもやさしい文章となる。

    筆者自身も言っている通り英文法や言語の専門ではないため、
    私たちも確実に適応できる文例しか扱っていないのが割り切った感じで好印象。
    世の中には瑣末なことばかりにこだわって結果使いづらい用例集もありますので。

  • あとでよもう

    070725-kur

  • 文と文とをどうつなげたら、誤解がないかを工学的に論じていて、興味深い。

  • 20050502読了。
    説明が明快。わかりやすい。
    母語話者と同じになろうと必死にならず、まずは、安全な・無難な文章を書くことを目指そうという方針には賛成。

著者プロフィール

1948年生まれ。名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻教授などを経て,09年より明治大学研究・知財戦略機構特任教授、東京大学名誉教授。専門は数理工学。主著に『理科系のための英文作法』(中公新書)『形と動きの数理』(東京大学出版会)『だまし絵のトリック』(同人選書)『大学教授という仕事』(水曜社)など。

「2011年 『夢をかなえるレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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