物語ラテン・アメリカの歴史: 未来の大陸 (中公新書 1437)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121014375

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  • ラテンアメリカの歴史を、古くは古代から説明する書籍。
    各テーマは新書なので簡潔だが、当然学校教育で学ぶ以上の知識と洞察の深みがあった。

    近代・現代のラテンアメリカ諸国の政治について、共通点とその原因、また変化の動向を知ることができた。

  • なかなか勉強する機会がなかったラテンアメリカの歴史をしることができました。

    モンゴロイド、白人、黒人がいりまじった社会を形成し、現代社会の坩堝と化しているラテンアメリカ。
    そこから、新しい文化のいぶきを嗅ぎ分けるには、歴史を知ることが手がかりになるだろう。

    気候、風土、資源、ラテンアメリカをしるのに、この3要素にもっと切り込んでもらえるとうれしいかもしれない。
    ラテンアメリカに対抗する文化は、中東のイスラム社会だろう。

    さらに、インドと中国の4つを加えれば、BRICSのブラジル、インド、中国の3つの主要国が押さえれたことになる。

著者プロフィール

増田義郎 ますだ よしお
1928年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学名誉教授。専門は文化人類学、イベリアおよびイベロアメリカ文化史。『大航海時代叢書』(全42巻 岩波書店)の刊行を推進。主な著書に『インカ帝国探検記』『黄金の世界史』『太平洋』など。訳書に講談社学術文庫『西太平洋の遠洋航海者』(B.マリノフスキ著)のほか、『ワルツへの招待』(ロザモンド・レーマン著)、『片隅の人生』(サマセット・モーム著)などがある。2016年没。


「2020年 『アステカとインカ 黄金帝国の滅亡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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