コンプライアンスの考え方: 信頼される企業経営のために (中公新書 1784)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121017840

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  • [ 内容 ]
    企業の不祥事があとを絶たない。
    しかも、同様の過ちがくり返されているところに、問題の深刻さがある。
    人間が介在する以上、事故や犯罪は必然的に生じるが、それを想定して対策を講じているかどうかによって、結果的にその企業の信用は全く異なったものになる。
    本書は、コンプライアンスの背景と基礎を紹介し、コーポーレート・ガバナンスなどともあわせて、健全な企業運営とはどう行えばよいのかを示す。

    [ 目次 ]
    第1章 なぜ「コンプライアンス」と呼ぶのか
    第2章 企業倫理とは何なのか
    第3章 どう実践するのか
    第4章 隣接概念との関係
    第5章 背景にある法文化
    第6章 誤用と悪用
    第7章 どこまでやらなければならないか
    第8章 日本企業の二一世紀的挑戦

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    [ 参考となる書評 ]

  • コンプライアンスについての総論が書かれた基本書。知識の整理のためにはいい本。純粋な勉強のための本として役に立つような気がした。

著者プロフィール

浜辺 陽一郎(ハマベ ヨウイチロウ)
弁護士、青山学院大学法学部教授
1984年司法試験合格、翌年慶應義塾大学法学部卒業。1987年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、1995年米国ニューヨーク州弁護士登録。都内の渉外法律事務所等を経て、弁護士法人早稲田大学リーガル・クリニックにおいて企業法務を中心とした弁護士業務に携わる。日本経営倫理学会、日本ガバナンス研究学会、日米法学会等の役員・委員等も務める。主な著書に『経営力アップのための企業法務入門』『令和元年改正対応 図解 新会社法のしくみ(第4版) 』『執行役員制度(第五版)』『スピード解説 民法改正がわかる本』『弁護士が多いと何がよいのか』(以上、東洋経済新報社)、『現代国際ビジネス法(第2版)』(日本加除出版)、『図解でわかる新民法[債権法]』(清文社)、『会社法はこれでいいのか』(平凡社新書)、『コンプライアンスの考え方』(中公新書)、『「知らない」では済まされない! コンプライアンスの実践知識』(PHPビジネス新書)などがある。

「2023年 『図解 コンプライアンス経営(第5版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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