税務署員だけのヒミツの節税術 - あらゆる領収書は経費で落とせる【確定申告編】 (中公新書ラクレ 437)
- 中央公論新社 (2012年12月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121504371
感想・レビュー・書評
-
アマゾンなどの書評でボロクソに言われてますが、その理由は12万部も売れた著者の前書、「あらゆる領収書は経費で落とせる」で触れた内容とかなりかぶっているから。
このベストセラーとなった前書は中小企業の経理部向けであり、その内容を昨今のノマドブームに乗っかって、個人事業主向けに書き直した書籍になります。僕は前書を読んでなかったので、「目から鱗」のネタばかりでした。
他の書籍よりも、かなりアグレッシブに踏み込んだ内容になっていて、「ぶっちゃけ、キャバクラで使ったお金を経費で落とせる」と豪語している書籍は、これ以外に見たことがありませんw
第5章「税務署に騙されるな!」という章では、元国税調査官という立場を活かして、僕らフリーランサーが知る由もない税務調査の裏話が赤裸々に書かれています。
そして何より、たった4ページの「あとがき」が秀逸すぎました。ある意味「不謹慎」とも評価されるこういう裏ワザ本を世に出した著者の動機が書かれているんですが、ちょっと感動してしまいました。まず最初にあとがきを立ち読みして、共感した人は是非買ってみてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
税金は制度を知らないと、知らないうちに損しているんだね
ということがよく分かったのです -
前著(http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5786)はサラリーマン向けだったのが、本書は個人事業者はフリーランサーを対象にしたものであるという「まえがき」に引き寄せられて購入した本。
個人事業でも福利厚生費を計上できるとか、自分の場合、開業1年目の確定申告になるので、概算申告という手もありそう...と、いろいろわかってきました。
(2013/1/24)