日本一「ふざけた」会社の - ギリギリセーフな仕事術 (中公新書ラクレ 518)

  • 中央公論新社
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121505187

感想・レビュー・書評

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  • 作者のシモダテツヤ氏のことも、バーグハンバーグバーグという会社のことも知らなかったけど、どこかでこの本の紹介を見て面白そうだと思ったので読んでみました。
    この本で紹介されている、バーグハンバーグバーグが手掛けたウェブサイトは今ではまとめサイトとかでしか見られないのかな?インド人完全無視カレーとか、面白い。
    自分たちから営業をかけず、「全力でふざける」という会社のコンセプトをわかって依頼してくるクライアントとしか仕事をしないという態度が一貫していてすごい。一貫してふざけている。しかし、こんなふざけた会社を維持していくのはきっとふざけてるだけでは無理だと思うので、シモダテツヤ氏はかなりやり手なんだと思う。
    普通の企業勤めではギリギリセーフどころか完全アウトだけど、こんな会社もあるんだなぁと、面白かった。お昼寝2時間制度はかなり羨ましいぞ。

  • 世の中には、大企業から個人企業まで様々。働くサラリーマンは何を基準に選ぶのか?著者の経営している会社は、一般に言う「真面目」とはかけ離れてコンセプトをウリに。

    それでも、仕事の依頼が全くない訳ではなく、そのコンセプトを如何に貫いているか。そこには、右へ倣えと言う習慣とは無縁なのではないか。

    当たり前と思う事を、少し考え直すには良い一冊ではと印象を感じる一冊。

  • タイトルからもっとふざけた本かと思いましたが、なかなかマトモな内容でした
    面白さを楽しむ!パクリはやらない!この縛りで会社を経営するのは難しいと思われます
    段階的な会社や部下を育てる苦労も書いてあり、現実は厳しいよねと言いたくもなります
    それでもシモダテツヤ氏の根っからの楽しみたがりの性格とこだわりの強さが垣間見える一冊でした

  • 勝手に笑いがこみあげてくるので、人のいる所では読むべきではない本です。
    ビジネス書の体裁ですが全然役に立ちません。と、一瞬思ったのですが、読んでるとふざけた発言の中にちらちらと何かが見える。相手を楽しませる為の愛のあるふざけ。内輪受けやパクリでない受け狙いをするという所は、誰もがそうありたいと思うものではないかなと。みんなウケたいでしょ、偉い人だって。
    ネットの住人ではないので存在は最近知りましたが、ずっとふざけた事を真剣にやってきた会社なんですね。全然知らなかった。テキストサイト全盛期にはまったと言うから、年的には同じくらいだと思います。
    それほど見ていませんでしたが、侍魂とか大好きだったなあ。収入にもならないのに、とにかくウケたいという欲望だけで突き進む気力に脱帽でした。
    この方、そのウケたいという気持ちのままで今に至って、しかもそれを生業にする会社を経営しているのですから、並みの人間ではないですね。
    今は社長を退いているようで、本書に出てくる「イケてるしヤバイ男、長島」の長島さんが社長やっているようです。なんで?
    そういう所も含めて非常に楽しかったです。

  • おもろい
    本当にこんな会社でも成立するんやっておもう
    でも絶対ブレないからそこがすごい所

  • 単純に、こういうひと、こういう会社があるよっていう読み方しかできないな。文章の調子が、ちょっとウケを狙い過ぎていてあざとく感じた。こういうの、いまの若い大学生のひとたちが好きそう。

  • 何回か声を出して笑った。クライアントへのプレゼンはエンターテインメントとというのは面白い考えだった。会社をやれているうちはセーフだということ。保守的になれば平均化してしまう。それを避けるためにエッジをきかして,存在感を上げる。大学の経営も同じ事が言えそうだな。国や企業が煽る方向にならってしまえば,あとは規模の問題であり,小さいところから潰れていく。最近の大学教育の改革は実はこういう方法で業界を再編するためのものなのかも。

  • ヤンキーにしめられながらの対談

    着せ替えインタビュー、世界観やシチュエーションをひねることで、本来は興味のない人にまで興味を生み出す手法

    威嚇案を提案に入れる
    マクドナルドに絶対通らなそうなアイデアとは?

    ギャップ
    ①一般的な常識を見つける
    ②その常識に対し、逆の印象や違和感を与えるような変化球を考える
    ③①と②で落差が生まれれば、それがギャップになる
    cf.原始人なのにメガネ、医者で凄腕なのに無免許

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