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- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122017399
感想・レビュー・書評
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吉村昭氏には珍しい短編集。
11編のうち、「蛍籠」「弱兵」「干潟」の3つは私小説、それ以外はフィクションとのこと。
「弱兵」が彼らしい描写が多くて好きなのと、「月夜の魚」「指輪」はダーク吉村が垣間見れて面白かった。
なんだかぬるっとした作品が多かったです。寒い日の朝方に読むといい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間模様が楽しいし、怖い。
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私小説入りの短編集。離婚と死がテーマの作品ばかりで少し重かったな。
やや説教くささを感じるものの衒いなく描かれる死に清々しさをかんじた。
「行列」「黒い蝶」「改札口」がよかった。