世界のなかの日本―十六世紀まで遡って見る (中公文庫)

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  • 中央公論社 (1996年1月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122025103

世界のなかの日本―十六世紀まで遡って見る (中公文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 鎖国は良いことだったという見方は驚きだった。
    普通に勉強するだけでは見えてこない世界の関わりが見えてくる。
    …もっと日本史勉強しておけば良かった。

  • 対談の話題は、鎖国の功罪、江戸文化、明治の憂鬱、日本語と文章、日本人にない絶対の観念、等。自分に近松や西鶴を始めとする江戸文化への深い造詣がないため、やや難解。

  • 移民に関する話や日本人の世界に対する好奇心と無関心、西洋人の絶対の観念と日本人の観念の比較→非常に現代を考える上で示唆的。

  • 伝統とは 意外と短い期間で形成される。
    日本の今の伝統は 多くは 江戸時代で生まれている。
    漆器は ジャパンと言われ 
    陶器は チャイナ と言われた。
    それは 西洋の生活を 大きくかえるものだった。

    鎖国は良いことだったという評価はおもしろい。

    武士は まずしかった。
    貧しくても 矜持があった。

    明治の中期に 朱子学に基づく教育が編纂された。
    本来は いろんな思想的な潮流があったが。

    日本の思想の中に 
    『絶対』を軸にするものを設定するのが
    むつかしい。三島由紀夫は 絶対を 天皇においた。

    日本の清潔感はどこからくるのだろうか。
    清潔好きの根拠は。

    対談の質が さりげなく圧倒する。

    いや。すばらしい対談だった。
    知の激突ですね。
    現在の日本というものの 生まれたてを論じている。
    それは、縦横無尽な知の疾走でもある。

  • 対談録。戦国時代から昭和までの、世界における日本の立ち位置について意見を交わすも、ちょっと難解。司馬さんの小説や随筆が極めて判りやすいのは、意識して誰にでも判りやすくしてるからなんだね。卓越した知識人の威力を見せつけられた感じ。

  • キーン先生と司馬さんの対談、今となってはなんて貴重なんだろうと思います。内容はさくさくっと読めるので、軽く読んでみるのも楽しいのでは。「日本ってこんな国」に、また視点が加わる本。

  • ドナルド・キーンと司馬遼太郎の対談。江戸時代から現代までの日本の文化について。様々な話が出てくるし、本当に博識な二人で読んでいて面白い。日本の文化に触れなおしたくなる。

  • キーン、司馬両氏の博識には脱帽の極み!キーン氏の「謡曲『松風』を文学として最高のものとして信じている」にいたっては何をかいわんや、日本に対する造詣は日本人以上だ。

  • いわずと知れたこの二人。

    近松門左衛門の「冥途の飛脚」を読んで大変興奮したというキーン氏。
    しかも原文で。

    そんなこと出来るなんて日本人より日本人らしいなって思ってたら帰化してました。

    浄瑠璃から俳句、西洋の絵画や宗教まで幅広いネタを使っての対談。
    この二人はいろいろと凄い。

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