風と木の詩 1 (中公文庫 コミック版 た 1-24)

著者 :
  • 中央公論新社 (2002年7月1日発売)
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本棚登録 : 523
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122040649

感想・レビュー・書評

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  • ジルベール・コクトー  わが人生に咲き誇りし最大の花よ

  • 全8巻。

  • 三年ぶりにページを開いたら夢中で一気に読んでしまった。
    心を揺さぶられるわ胸を抉られるわで眠れない夜が続いて日常生活に支障を来たした、個人的に衝撃的作品。
    ラストが尋常でなく痛い。こんなに泣かされた漫画はない。
    こんだけひっぱってこの終わり方かよ、あんまりだ!と初めて読んだときは号泣しながら嘆いたものだった。
    ただ、読み返してみたらやはりハッピーエンドみたいなの(この物語のどこで、誰が、どんな行動を起こせばハッピーエンドになり得たのかが不明だが)は想像がつかないし、だからこその魅力なのだろうな、と
    永遠の少年の象徴たるジルベールが「人間」になってしまっては、もはやそれは彼ではないのではないでしょうか

    かつてない長さのレビューを書いてしまう程すべてが愛しすぎて、これはもう棺に入れるしかない。

  • 竹宮惠子作品の中でダントツ1位はやっぱりこれ。
    30年以上前!?の作品なのに、全く色あせない、秀逸な作品。

    キャラクターがみんな人間臭くて魅力的。
    そして、何度も何度も読んでるのに、毎回切ないストーリー。
    少年愛だとか、同性愛だとかじゃなく、人間愛ですな。
    みんなが哀しくて救いが無い様だけれど、最後は希望の光がほんのちょっとだけ見える。
    愛でしか生きられないジルベールも哀しいけれど、私は、オーギュが一番哀しい人だなぁ…と思う。


    続編「神の子羊」のりす・はーぜ著と合わせて読むべき!
    やっぱり救いは無いけど(^ ^;)

  • 最初は驚きましたが、すごく世界にのみこまれました。衝撃を受けた作品です。セルジュのおせっかいなところが好きです。ジルベールが麗しいです*。☆+:.

  • 結構昔の漫画っぽいですがいいですよ!

  • ラストで号泣してしばらくは立ち直れなかった。

  • 1年ほど前、全身が異常に痒くなり斑点が出来るジベールばら色ひこうしんという病気になりました。
    ※本当です

  • ジルベール!!オーギュゥ!!!
    これはバイブルですな

  • 素敵お耽美。
    前半はジルベールと、セルジュと、カレーって感じ。
    そしてオーギュがこりゃまた理解が難解。
    でもいい話。素敵な話。
    オチの解釈は人それぞれ。
    解説は読んじゃ駄目よ。ネタバレだから。

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著者プロフィール

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽、歴史などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『ファラオの墓』『イズァローン伝説』『私を月まで連れてって!』『紅にほふ』『天馬の血族』『マンガ日本の古典 吾妻鏡』などがある。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~18年学長。2014年紫綬褒章受章。

「2021年 『扉はひらく いくたびも 時代の証言者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹宮惠子の作品

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