魂を漁る女 (中公文庫 マ 8-1)

  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (563ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122045200

感想・レビュー・書評

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  • かなり愉しめました。
    寝食忘れて読んでしまいました。

  • なんなんでしょうか、相当おもしろいです。「毛皮を着たヴィーナス」はマゾヒズムの世界ですが、これはそこまでマゾ的な描写はないです。神秘主義にとりつかれたドラゴミラが恐ろしすぎる。今まで読んだ小説のなかで一番おもしろいかもしれない。

  • 優れた小説とは必ずエンタティメント性を兼ね備えているものだと言うが、19世紀末の市民的理性と神秘主義の対立という図式を描きながらもページをめくる手が止まらないほど面白いこの小説もまた紛れもない傑作。
    氷の美女・ドラゴミラの名は文学史上綺羅星の如く輝く名ヒロインたちと並び序列されるべき。

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