「死霊」殺人事件: 警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫 い 74-12 警視庁捜査一課・貴島柊志)
- 中央公論新社 (2011年4月23日発売)
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感想 : 38件
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- Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122054639
感想・レビュー・書評
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なかなか面白かった。
最初から犯人が誰なのか分かっているのだけど、事件の裏側には複雑に絡み合った事情が存在していて・・・。
急遽予定を変更せざるを得なかった殺人。
過去の事件。複数の要素が絡む展開が面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「死体が生き返った」
その言葉を残し死んだ奥沢の家には3人の遺体。密室だった現場の異様な光景は、死体が生き返って奥沢を殺したように見えた。警視庁の貴島は、所轄のくせのある刑事とともに捜査を開始する。
貴島さんシリーズの第3弾。
このシリーズは毎回ホラーのような要素が混じっていて、きちんと推理によって解決するのだが、「えっまさか?」とも思わせられる一味違ったミステリーだったのだが、今回はホラー要素がやや少なかった印象。 -
シリーズ三作目。前二冊より面白い。
結末が気になるドキドキ感もあったし、アリバイ崩しや事件の真実はそのドキドキ感を裏切らない出来だった。