「死霊」殺人事件: 警視庁捜査一課・貴島柊志 (中公文庫 い 74-12 警視庁捜査一課・貴島柊志)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054639

感想・レビュー・書評

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  • 死体が人を殺した??
    謎の投げかけが素敵。

    今邑彩の本にしては、読み終えるのに、久しぶりに時間がかかった。

  • 今邑さんの本は短編しか読んだことがなく長編は初めて!少しトリックやら結末が読めてしまったのですが、今邑さんのどんでん返しはやっぱり好きです!密室の殺人事件から派生する事件やらが面白かったかな。

  • 貴島柊志シリーズ3作目。
    死体がゾンビのように生き返って二人の人間を殺してしまったのか?貴島が今回も変わった相棒を携え、事件を解き明かす。ホラー風味の事件を、破綻なく現実のミステリーとして成立させているのが見事。複雑なアリバイトリック、偶然の掛け違えにより更に複雑化されてしまった事件の真相を漸く解き解したと思ったら、また更なる展開が待っていた、というストーリー展開も面白い。ホラー風味もちょっぴりだが最後まで残されていたのも良かった。

  • 面白かった。シリーズものだけあって、安定した面白さがある。二転三転するストーリーに、ワクワクした。

  • 無理なく恐ろしい世界に入っていく、貴島刑事のご活躍、最後は?と思うけど、とにかくおもしろい。

  • 会社経営者奥沢峻介と妻千里、奥沢の盟友上山の3人が死体で発見された。千里は左手薬指が切断されていた。現場は密室状態。最初に殺害された千里が2人を殺したのか。不可解な犯罪の解明にあたる貴島刑事。大胆・斬新なトリックを解く。

    ケータイもなかった93年の作品。ややごちゃごちゃしていたものの、「大胆・斬新なトリック」の看板に偽りはなかった。「昭和っぽさ」満載、女・松本清張のような話の展開はいつもの今邑作品で、歯切れのいい文章に引き込まれて一気に読んでしまう。
    (B)

  • 貴島シリーズ第3弾。タクシー運転手が目撃した2人の男の死体。さらに女の死体も発見されて…。誰が誰をころしたのか?今回もホラーとミステリーの融合で、面白く読みやすい。貴島の過去がもっと明かされるのかと思ったら、謎のままなのね…。事件が解決したようにみえて、更に展開があるのが深い。

  • 私が信用しているミステリーの「目利き」に教えてもらった一冊。そんなことでもなければ一生読まなかったでしょうね、これ。なにせタイトルが「死霊」だもんね(笑)。で、中身はタイトルほど怪しくはありません。一応、正統派の推理小説。一発で相手を殴り倒すハードパンチャーではないけれど、手数を多く出して判定で勝つって感じの作家かな。それにしても、「死霊」はないよなあ。くどいけど(笑)。

  • 相方キャラの必要性が感じられなかった。

  • あぁそういうことか、という感じ。派手ではないけれどすごい結末。

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