どこの家にも怖いものはいる (中公文庫 み 50-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 822
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122064140

感想・レビュー・書評

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  • 読後、次作が読みたくて気持ちがはやる。読書楽しい。

  • 怖い!濃い
    読後1週間くらい思い出してこわがってた

  • 面白かった。
    こういう、ほのかな怖さから始まってそれが積み重なるうちに繋がっていく話好きです。
    作家自身が怪異を追う系のお話も好きなので、良かった。

  • 終章の強引さ

  • 家系ホラーですね。5つのお話と、作家と編集者の考察が交互に展開されていく構成。5つのお話は、我々の生活の隙間に潜んでいそうな恐怖を備えており、どれも不気味でした。またそれが作家たちの会話を通して徐々に紐解かれていくにつれて、妙にぞわぞわしてきます。リアル。

  • 三津田さんの小説はお初! 凄く読みやすいし、それぞれの怪異譚も楽しく読み進めれた。実話風怪談好きとして満足。 最後の話が繋がる部分はおまけみたいな感じでやや拍子抜け感あるものの、早く次も読まねば…!

  • どこの家にも怖いものはいる
    211019読了。
    今年48冊目今月2冊目。
    #読了
    #どこの家にも怖いものはいる
    #三津田信三

    ホラー時々ミステリ。
    集められた怪談5つ。
    ミッシングリンク。
    幕間の考察。

    得体が知れず気味が悪い方の怖い。
    ある程度解体されるが、最後も説明のつかない点を残して終わる。

    つまりは、
    「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」

  • どことなくじめっとした雰囲気、暗がりからゆっくりと距離を詰めながら境界を越えてくる何者か。僕が求めていたジャパニーズホラー、という感じがしてサラサラと読めました。
    各話オチがブチっと切れる感じは否めませんが、理由のわからない理不尽さを演出するためのシャギードッグストーリー的な文法だと思えば理解できますし、何よりそういう理不尽な怪異表現が大好物です、ぼかぁ。

  • 怪異そのものの描写は怖くはないけれど、これが連綿と続いてるのが怖いわ。

  • 家系ホラーはやっぱりいいなぁ……。
    1話目が特にお気に入り。

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著者プロフィール

三津田信三
奈良県出身。編集者をへて、二〇〇一年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。『水魑の如き沈むもの』で第十回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、映画化された『のぞきめ』、戦後まもない北九州の炭鉱を舞台にした『黒面の狐』、これまでにない幽霊屋敷怪談を描く『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』がある。

「2023年 『そこに無い家に呼ばれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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