- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122064140
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
『赫眼』がマジ怖だったので、もう三津田ホラーは“心に余裕ある時のとっておき”と決めていたが連日の蒸し暑さに負けたw
小さい息子持ちなので一つ目の話からおののくヤバさ。二つ目、三つ目の話の緊迫感にページをめくる手がどうしても止まらず、四つ目の話の異様さに息を呑む。最後の最後まで追求しないのが物足りなくもあるが、それはそれで新たな怖れが後を引く。出産前だったらもっと冷静に読めたかな…。
ん?まだ喋れない息子がこちらの背後の何もない壁を指差して何か言いたげ…。勘弁してくれ~! -
時代も内容もバラバラに見える5つの幽霊屋敷にまつわる怪談。でもどこか似ている気がする。その共通点とは何かを三間坂編集者と作家三津田信三が探る。
家シリーズと作家シリーズを混ぜたようなテイストの作品で、こういう虚実入り交じったメタな作品が大好きなので面白かった。一応、ミステリ的とまでは言わないが、論理的風に解釈を加えてるところも。
作中の「あれ」に追いかけられるところがどれもツボで良い感じに怖くて良いです。(こう……ゆっくり動いてたのが突然ガッと来る感じが……) -
『忌録』を書いたのは三津田さんぽいな。
光子菩薩… -
怖いよ。
ほんとに -
ホラーミステリーといった感じ
怪異の内容から点と点を繋いでいく -
気味の悪い怖さの詰め合わせでどれを読んでも面白い
短編集は好み好みじゃないがあってあまり好きではなかったけれど
これは全ての話が当たり
短編集じゃなくて1冊だと感じた -
作中に出てくる、それぞれの怪談が、それぞれ怖い。
もう、割れ女と狂女とか、三津田ワールド全開でしたね!
怪談ミステリーみたいで、おもしろかったです。
最後、謎解きみたいになってたし。
いやでも、怪談は憶測でも謎を解いたらつまらない。ので、☆4つにしました。
最後の頭三会でようやく気づいたけど、私も名前だけなら頭三会に入れる!(笑)
そして解説が、てるさんだったのも嬉しかった。
てるさんのお人柄がにじみ出る、知的で優しい文章でした。 -
そうですねって思った