スカーレット・ウィザード 3 (C・NovelsFantasia か 1-23)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125006628

感想・レビュー・書評

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  • 10/10/09 再読完了。
    女王と海賊という素敵な怪物夫婦のお話・その3。
    女王様ご懐妊につき、産休中。
    海賊はその間ほっぽかれてるという名目であちこちうろうろ。

    で、もうすぐ出産! という時期にお出かけしていた旦那さんが
    なんと別の、三流どころの海賊に捕らえられるという珍事が発生。
    しかし、この珍事があそこまでこじれることになろうとは。

  • シリーズ通しておもしろい。
    本格的におもしろくなってきたのは、やはり一冊完結でなくなってからかな。
    ふたりの、「言ってることはお互い正しいんだけど、あんたたちお互いに常識から外れてるから、それは常識じゃない」っていう噛み合わなさが好き。

  • 外出のたびの不幸な事故のかわし方がさすがです。ケリーでなければ、あっさり片がついてますよね、これ。仲違いさせようという思惑が完全に外されているところは小気味いいです。
    それにしても、ケリーの正体、あらゆる方面にばれまくってませんか。大丈夫なんですか、これ。いや、海賊連中にはばれたところでどうということもないかもしれませんが。いや、一人厄介なのが出張ってますけども。
    ところで、ダイアナ。リミッターって。他にどれだけの性能隠してるんでしょうか。や、まあ、よくよく考えればそれぐらい、ないほうがおかしいんでしょうけど。仮にも、じゃなく立派な海賊船なわけですし。つい忘れがちになりますが。

  • スカウィ3巻はついにケリーの過去が…!
    スカウィFanにとって憎悪の対象であるとある男が出てきます。
    そいつによってケリーの過去が垣間見えるのですけどね…あー、思い出すだけではらわたが煮えくりかえる。
    ちなみに3巻にはダイアナの過去話も載ってます。
    その話に登場するD.R.スペンサーの最期の言葉…
    「わたしは結婚したことはない。子供もいない。あなたはわたしではない、わたしの血を引くものでもない。それでも、あなたの中に間違いなくわたしのかけらが存在している。そのことが、不思議に嬉しく思える」(一部抜粋&編集)
    長いので編集しちゃいましたが…とてもイイ言葉だと私は思います。

  • この人の話は簡単な言葉で判りやすく書かれているわりに、話自体は奥行きが深くて面白い。

  • 表紙からしてラブですが何か。
    このシリーズの中で、私が1番好きな巻です。
    超絶格好いい…!

  • 画像が表示されないので登録し直し。

  • シリーズ3作目。
    何かどんどんどん自分の中でどうでもいい度が上がってきた。宇宙船が出てくるのにその外観の描写もないなんて辛すぎ…。

  • ジャスミンの出産を控えて、総裁代理の任にケリーが就いたとたん、重役たちによる財閥乗っ取りの陰謀はますます激化。そのうえ、ケリーの正体に気づいた海賊まで登場しての大混戦。

  • 総帥代理就任〜ダイアナ発進まで、更にダイアナの番外編を巻末収録。ジャスミンが出産を控えていることを理由に総裁代理に祭りあげられたケリーは次々とトラブルに巻き込まれ、遂には謎の海賊に捕らわれてしまった。ジャスミンとダイアナが現場に急ぐが…。話は4巻へと続きます。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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