蓮華君の不幸な夏休み3 (C・NovelsFantasia う 2-9)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 49
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011660

作品紹介・あらすじ

ツバメの正体が「人間」だと発覚したが、謎は深まる一方だった。第一、キイとなるべき鍵堂(!)の行方が皆目わからない。断絶された状況を動かしたのはラスボス・日下部明日香の電話であり、ツバメに甦った記憶だった。

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずの回転の速い軽口が炸裂しているが、いささか飽きてきたかなあ。肝心の物語の方も、結局はどうバトルして勝ち切るかというところなんだよなあ。ワンパターンと言えばワンパターン。蓮華の中にいるツバメの正体が分かってしまって、その鍵堂との対決に終始する。

  • ようやく3巻が読めた。強面な顔に似合わず男らしく優しい蓮華に憧れます。あそこまで割り切って考えられるようになりたい。
    さてさて、4巻が最終巻とのことですが、どうなるのかすごく楽しみです。

  • ツバメの正体は鍵堂という人間だった。
    その鍵堂は、人食い人間(中身は獣。犬?)と化していた。

    タトゥ同士を合わせることで、ツバメが鍵堂に入ることが出来た。そんなことができるんや!
    こういう設定は、よーわからんかった。
    お互いが契約者となっているから、だとか。いまひとつわからん。

  • 正体が人間。
    では一体、どこの『人間』という疑問がぐるぐると。

    敵味方、むしろスパイも入り乱れ。
    やっと鍵である人物を特定できたと思ったら
    ものすごい状態に陥ってますし…。
    これは客観的に見てもどうしても、自分だったらうわぁ…で
    終わらせられるといいな、という希望的観測が。
    今回微妙グロテスク…。

    転がってきたチャンスを、誰が掴むか。
    誰が主導権を握るか。
    もうその権利も二転三転ごろごろと。
    かと思ったら、結局すべは彼女の上?
    やっと日常に戻ったのかと思ったら…。

    いや、最後にやっちゃった事だけは
    想像してはいけないものでした…。
    痛いといかいう問題じゃない。
    人に嫌がらせと報復をしようと思えば
    何でもできるものです、人間。
    多分、そういう話では、ないですがw

  • ついにツバメの正体もわかり、今後の展望も見えてきたカナ?というところ。まー、4巻で終わりなら次で終わりってことなんでそんなもんでしょうな。
    だんだん、戸浪とか三枝との関係がわからなく・・・。どんな取引したんだっけ???と思いながらも読みましたが。
    そして、ツバメと蓮華も離れて、蓮華はついに最強の力とオサラバ・・・?という感じで。
    キャラの掛け合いが楽しい小説なので、いっそムダ話ばっかりしててくれても構わない(笑)

  • 相変わらずの蓮華君の最強性!もはや何が問題なのかわからなくなってくるレベル。しかしそんな事より今回は戸浪さんにもってかれた。他人とは手を差し伸べるものではなくて踏み台にするもの、情に引きずられる人間になどなりたくないと思いながらを他人を見殺しにすることが出来ない自分を自嘲する戸浪さんにむねあつ!

  • ありがちな俺Tueeeモノとは一線を画すところがあるとすれば
    Tueeeことにこだわりがないところ?
    あと俺Tueeeモノはやっぱりヤサグレ感がないとダメですね!
    そういう意味では賞賛すべきレベル。
    不死身vs不死身の直接打撃対決といえば傷物語にもありましたが
    あっちの悲壮感?にくらべるとやたら体育会系な暑苦しいノリで
    こういうのはキライじゃないw

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