もう一日 for one more day

  • NHK出版
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本棚登録 : 105
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140811740

感想・レビュー・書評

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  • H23.9.9
    生きなさい
    毎日あなたを愛しています。

  • 母の愛は偉大だな。
    この本を読むのは2回目だが、
    最初に読んだ時と違って、今私は2児の母でもある。

    母として、子供として、いろんな視点で読んでいる自分がいることに気づいた。
    子育てをしていると、
    いろんな「覚悟」「決断」が必要だなと思う瞬間が多くある。その覚悟が足りないから思い悩み、迷うこともあるんだなと自分自身そう思った。

    チックは親(父)の呪縛から逃れることができなかった。「男はこうあるべきだ」といった「べき論」に囚われていた。
    でも本当の心の奥に抱いていた想いは、ただただ「愛されたかった」だけ。
    満たされなかった心が呪縛に囚われてしまうことに繋がったんだろうな。
    だからこそ夢でポジー(お母さん)に受け止めてもらって良かった。
    そこでチックは自分を見つめ直し、良いところも悪いところも全て、丸ごと自覚し、認め、前を向くことができた。
    母と子もそれぞれ一生懸命に生きていた。
    それは紛れもない事実。
    そしてそれぞれにドラマがあるんだな。
    自分に必死の時は考えもしないが、
    母には母のドラマがちゃんとあるんだ。
    母の物語を私ももっと知りたいなと思った。
    それが私の物語にも繋がっているんだ。

    あと最後に。
    母が亡くなると母に会えなくなると同時に失うものがまだあった。
    それは、
    自分が「お母さん」と発すること。

    そう思うと、
    「お母さん」と呼ぶこと自体もとても尊いこと。その大切さを改めて心に刻んでおこうと思った。

  • 母親が息子以上に夫に感心を向けたら、思春期には アホくさ と感じ又羨ましく思うかも(オトコの身勝手)

  • アメリカの古き良き?時代のお母さん、すごい。こういう不思議な事がなくても、母の愛をせめて自分が親になった頃にはわかりたいものですが。

  • 年老いた母親と中年の息子が大切な1日を過ごすお話
    可愛らしい母と罪の意識に苛まれる息子
    息子がどんな仕打ちをしても愛する母
    心に刻まれたやり直したい1日
    今は永遠には続かない 感謝の気持ちを素直に

    無意識に判断した事のうちほとんどは
    親からの刷り込みだと書いてある本があった
    どんなに大人になっても子供は親に依存して
    しまうものだよなと思った

  • 思いを言葉で態度で行動でちゃんと表せたらいいなぁと思った。
    母親ってそういうことをちゃんとしてくるってイメージがある。それがある意味ではウザいともなってしまうのだが。
    最後にはお互いそれができて、よかったなぁと思った。
    ラストがなんだか弱く感じてしまって、あぁよかった〜とまではならなかった。ただ、読了!って気持ちだった。

  • 何があってもお母さんって偉い
    チャーリーもやっとわかったよね

  • とても心がじ~んとするお話だった。たぶん著者であるミッチ・アルボムの実の母親がモデルなのかな?と思ったけれど、辛い事は全部自分一人で背負って、子供には無償の愛を注いだ母親のお話。こんなにも子供のいるお母さんは強いものなのか。と読みながらその深い愛と奮闘する姿がすごいと思った。読みながら、自分の原点というか、大切なことを思い出させてくれる本だった。

  • とても辛い出来事がありどん底の気分なときに読んだ作品。
    主人公自体が自殺をするようなどん底人生で、「この男の人生も救いがないな~」と暗い気分で思っていた。
    だけど後半のイタリア女性のつぶやいた言葉を読んで、涙が止まらなくなった。
    優しくそして少し驚きのラスト。素直に感動できた。
    この物語には許しと救いがある。
    少なくとも私はこの作品に救われた。

  • さまざまな挫折を味わったオトコが人生を終わらせようとしたときに体験した出来事を通して、家族の絆と死についてを描いた作品です。
    キホン読みにくく退屈な文章で物語はすすむのですが、さいごのさいごに笑っちゃうくらいのドンデン返しが用意されています。
    そこで、作品がコメディだったことにはじめて気づきました。
    長い前フリだな。おい。

    オビをみると、『アメリカ400万部続伸中のベストセラー!』 と、あります。

    アメリカ万歳。

    http://blueskyblog.blog3.fc2.com/blog-entry-1372.html

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