Numbers Don't Lie: 世界のリアルは「数字」でつかめ!
- NHK出版 (2021年3月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140818534
作品紹介・あらすじ
ビル・ゲイツも絶賛の著者が、数字で明かす71の真実
「人々を幸せにするものは何か?」「電力の本当のコストとは?」「日本の将来はどうなる?」「食品ロスのとんでもない量」……。数字やデータで比較してみることで、世界のリアルな姿が見えてきます。《人々》《国々》《機械》《エネルギー》《移動》《食料》《環境》の7つのジャンルから、71のトピックを厳選。グラフや写真など図版も満載で、目で見ながらも理解が進みます。この本を読めば、きっと世界の見方が変わるはず!
感想・レビュー・書評
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中身が濃い著書だった
いろいろな数字があって意外と読みやすかった。
一つ一つを覚えるのは難しい
何かの機会にまた開く方法がいいと思う。 -
図書館で見つけて手に取った一冊。
分厚い本だが、中身は1つ1つのテーマがそこまで長くなくて、読みやすい。
私は、自分の興味のある「世界の人々」「世界の国々」だけ読了。 -
著者はエネルギーの学際的な研究の第一人者。カナダ王立協会フェローで、2010年にはアメリカの『フォーリン・ポリシー』誌により、「世界の思想家トップ100」に選ばれ、2013年にはカナダ勲章を受勲。2015年にはエネルギー研究に対して0PEC研究賞を授与されている。
幸福度、人口問題、経済成長、食品、エネルギー、環境問題等、今我々を取り巻く課題71を取り上げ、数学を元に彼の思いを著す。
若干強引な決めつけもあるようにも思えるが、トリビア的な内容も多く、楽しんで読めた。
地球はある意味人間が支配する惑星だが、平均体重X頭数で言えば、人間に対して倍以上と言う。まさに牛の惑星だ。 -
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https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00558538 -
文字通り、世界のさまざまな事象を数字で分析する一冊。
翻訳本にありがちな読みにくさがなく、さらっと読めた。 -
重量感が有り分厚い本ですが、非常に読み易くスラスラと読める。1テーマが4から6ページでグラフ表もあるので小まめに読むタイミングを作れる。ジャンルが広く雑学を数字で理解することができ、完読すれば教養がつくと思う。出生率や乳児死亡率そして幸福度など前半部分は特に面白い。オランダ人が牛乳をよく飲むから身長が高くなったと言い切っているところは、もっと合理的に説明が欲しいところ。3枚ガラスのメリットなどは目に鱗だったので機会があれば改築も考えたい。
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ほぼfactfullnessと同じ話
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作者の知の巨人ぶりには吃驚させられ数字で考えることの大切さがよく分かった。深く広く物事を見て、多角的な視点から数字で考える、事実をはっきりさせる、ハーバーボッシュ法、脱炭素社会、アンモニアの大切さ、ムーアの法則、トランジスタ、変圧器等食からハイテクまでのイノベーション全般にわたって興味深かった。