- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150103453
感想・レビュー・書評
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ブクログ仲間さんの一押し、ということもありいつか読もうと思っていた作品。読み慣れないSFに時差ぼけの頭で挑戦したこともあり、最初は混乱しました。
優秀な発明家のダンは、婚約者のベルと共同経営者で親友のマイルズに嵌められ、全てを失う羽目に…失意の彼は愛猫ピートと飲んだくれ、ミューチュアル保険会社に30年間のコールドスリープを申し込みます。
直前に気が変わり、敵2人の元に宣戦布告に向かうも、悪女ベルに返り討ちにされ、マイスター保険会社でのコールドスリープに…2000年、目覚めた彼を待っていたのは株券の不渡りにより一文無しの未来でした。
しかしそこは発明家、逞しく職と収入を得たダンはかつて自分を慕ってくれたリッキー(マイルズの娘、当時11歳)の消息を辿るうち、タイムマシンの存在を知り…
私が読んだのは新訳版でしたが、ピートのセリフが猫語なのにちゃんと意味を持っているのが楽しく、名作の評判に相応しくストーリーも爽快でした。
今は2013年だけど、おそうじガールやばんのうフランクほどの製品はまだ発明されていないなぁ…ルンバが進化したら近いものになるかも?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校生の頃に初めて読んで以来、元気になりたい時は必ず読み返す本。
家の外で雪が降っていても
どこかの扉はきっと夏につながっていると信じている猫のピートと、
未来をあきらめずに何度も時間を飛び超える主人公は、
この先もずっと私のヒーローです。-
kwosaさん!
おお、『ジョナサンと宇宙クジラ』、好きでした!
収録されているよう。一緒にお祈りしましょう♪
この春は、観たい映画も目...kwosaさん!
おお、『ジョナサンと宇宙クジラ』、好きでした!
収録されているよう。一緒にお祈りしましょう♪
この春は、観たい映画も目白押しだし
『たんぽぽ娘』は出るし、うれしいことだらけで舞い上がっています(*'-')フフ♪2013/03/31 -
まろんさん、花丸ありがとうございます♪
今、読みたい本を溜め込んでいまして、その中の一つが「夏への扉」でした。まろんさんも読んでいたことで...まろんさん、花丸ありがとうございます♪
今、読みたい本を溜め込んでいまして、その中の一つが「夏への扉」でした。まろんさんも読んでいたことで嬉しくなりました。読むのが楽しみです(*^_^*)2013/07/06 -
denmameさん☆
こちらこそ、花丸とコメントありがとうございます!
読みたい本を溜め込んでいる。。。本好きにとっては
まさにうれしい悲...denmameさん☆
こちらこそ、花丸とコメントありがとうございます!
読みたい本を溜め込んでいる。。。本好きにとっては
まさにうれしい悲鳴をあげたくなる状況ですね♪
「夏への扉」、初めて読んでから〇十年経っても
「よし!今からでも遅くない」と、新しい何かに向かうエネルギーがもらえる、大好きな本です。
denmameさんもきっと好きになってくださると思うので
お時間ができたら、ぜひダンやピートと一緒にワクワクドキドキ、ハラハラしてくださいね(*'-')フフ♪2013/07/10
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評価の高い作品ですし、安心して読めます。
後半の200ページほどは一気読みしたのですが、
どんどん読む目のスピードがあがっていって、
そのせいか、回りくどいなあとさらさら読んだ箇所もあったのですが、
ふつうに、「味わう読み方」をするなら、
回りくどく感じもせず、気になるものでもないのだろうなぁと思いました。
理工系の知識があってこその文章、
現代物理学について調べていないと書けないような箇所、
会社経営や株主などの実際面についての知識がなければ書きすすめられない部分、
そういった面はあって、
作家の知識量は当時20代で書いているのでなかなかのものなのですが、
読み手にまったくその手の知識がなければ四苦八苦するでしょう。
でも、ちょっとでもその手の記事や本を目にしたことがあるならば、
物語をしっかり受け止めることができるレベルだと思います。 -
20年前に読んで、面白くて一気に読んだけど内容を全く覚えて居なかったのでこの機に読んでみたけど、やはり面白くて一気に読んでしまった!ピートが可愛カッコよすぎ。猫大好きには堪らないです。また内容を忘れた頃に読みたい。
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夏への扉(ハヤカワ文庫SF345)
著作者:ロバート・A・ハインライン
発行者:早川書房
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
facecollabo home Booklog
https://facecollabo.jimdofree.com/
SF界の長老が描く、猫&SFの金字塔。 -
やんごとない理由でコールドスリープする事になった主人公ダニエルが、偶然(必然?)遭遇したタイムトラベルのチャンスを見事に活かし、冒頭のやんごとない問題をこっそりと痛快に解決する。
爽快なタイムトラベルものでした。
目新しい設定という感じでは無かったのですが、タイムトラベルものの面白いところが凝縮されている作品だと思いました。
モヤモヤとしていた伏線が、読み進める中で、なるほどここに繋がっているのかと分かっていき、読み終わりはスッキリした気持ちになりました。
またもう一周読みたくなる作品でした。
重たいSFではないので、気楽に読んで楽しめる作品だと思います。たくさんに人にオススメできる作品です。 -
エスエフ!!!
冷凍睡眠、タイムスリップ。
1970年から2001年へ。
2001年から1970年へ。
そしてまた、2001年へ。
「未来は、いずれにしろ過去に優る」と言い切った主人公に爽快感。
いたずらに過去を懐かしがるスノッブどもは、12世紀あたりへぶっとばしてやるといい、とも。
未来も良いかもしれません。
そして、なんと言ってもキャラが立っている。
登場人物、登場猫、悪者含めて魅力的でした。
最後に。
2001年を生きてみた後この本に出会った私が思ったのは、
意外に科学の進歩は緩慢で、けれどもやはり予期せぬ部分で発展しているということだ。 -
猫SFの傑作!もっと早く読めば良かったです。有名すぎると読みたくなくなる天邪鬼なので・・・なんとかしないとな~。細部はさすがに古くさいけど、面白さには影響ない。ハインラインからうけるイメージが刷新されました。冷凍睡眠とタイムトラベルの合わせ技で危機をのりきります。ピートとリッキーかわいいです。文化女中器のネーミングが泣かせる・・・逆に新鮮!
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お勧めのSFなどに必ずあげられるし、有名なので何となく私も後回しにしていた作品です。でも、読んでみることにします。お勧めのSFなどに必ずあげられるし、有名なので何となく私も後回しにしていた作品です。でも、読んでみることにします。2012/08/23
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最近装丁がリニューアルされてがっかり。
このピートの後頭部がいいのに!
後ろ姿なのに扉の向こうへの期待・警戒・驚き・喜びが伝わってくる名イラストなのに!