太陽神の乙女 (ハヤカワ文庫 FT フ 4-5 ファイアーブランド 1)
- 早川書房 (1991年4月1日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150201494
感想・レビュー・書評
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所在:実家
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1996年7月17日初読
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ギリシャ神話のトロイア戦争を、トロイアの王女カッサンドラを主人公にして女性の視点でとらえなおしたもの。
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トロイ戦争をモチーフにしたファンタジー小説。主人公は予言の能力がありながら予言したことを誰にも信じてもらえない・・・というアポロンの呪いを受けた巫女カッサンドラー。
この作者の作品に多い、「男社会」に翻弄される女性のお話です。
トロイ戦争の別の見方ということで、お勧めです。 -
トロイア戦争を背景に、カッサンドラーを主人公に据えた作品。この人のファンタジーにはフェミニズムが色濃く出てます。女達の神から、男達への神への信仰の変遷。それは女達が人格ではなく、財産とされていく過程でもあったのです…。
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