敵は海賊 短篇版 (ハヤカワ文庫 JA カ 3-40)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 495
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150309633

感想・レビュー・書評

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  • 敵は海賊シリーズの短編集。
    登場人物たちの、なんでもない日常(?)や事件などが殆ど。
    単体として読むよりは、本編を知っていた方がより楽しめるのではないかと思います。

  • 敵は海賊シリーズの短編集。後書きに書いてある通りいつもの長編とは一味違った人間くさく描かれた等身大のキャラクターたちが新鮮でした。
    アプロとラテルはいつもとあんまり変わらない気がしたけどw
    匋冥とマーゴ・ジュティが好きなので匋冥の過去話やマーゴの話が読めて満足。

  • 著者曰く、「等身大の敵は海賊世界」が描かれた短篇集。

    と同時に、神林ファンにとっては嬉しい「戦闘妖精・雪風」シリーズの世界とコラボレーションした作品も収録。


    小粒だけどピリッと深みのある味を醸し出した作品をお楽しみください。

  • 4つの短編を収録した短編集。ラテル&アプロの海賊課コンビを主役とした話2編に匋冥ら海賊サイドを主役とした話2編を含む。シリーズの元になった短編「敵は海賊」が再録されているのは嬉しい配慮。
    中でも海賊匋冥を主役とした「匋冥の神」は興味深い。シリーズ当初から伝説の海賊王として人間を超越したような力、雰囲気を持つ彼だが、如何にして海賊王と呼ばれ畏れられるような存在になったのかを知る事のできる話。感情的な匋冥が面白い。というか少し違和感。
    一方、「被書空間」は氏の別シリーズである『戦闘妖精・雪風』とのコラボ。展開はなんか良くわからないが、外部からの視点で語る事で『戦闘妖精・雪風』の世界観が少し理解できるかも。なかなかに面白い試み。

  • 前回の毒のなさと比べると、こっちの方がアプロが生々しく感じられて好きだ。

  • 点数は、?冥の若いころの話がでてくるのと戦闘妖精雪風のオマケがあるので少し甘めに。短編ということでいつもと比べて、ラテルやアプロの動きがもの足りない感じがします。このシリーズ笑いのつぼにはまると吹き出すことがあり、電車で読むのは気をつけなければならないのですが、今回笑いは少ないです。

  •  神林長平をご存じか。ワタシは大いに買う。「敵は海賊」シリーズは神林長平の連作(?)長編として、エッジの立った作品世界に目眩く思いがするが、この短編版ではご存じの主人公3人(?!)組の活躍がエンタテインメント寄りに楽しめると思う。

  • うーん、収録内容が。アプロ表紙買い、かな。

  • 短編4本中、2本が既読。がっくり。
    ただし、若い頃のにくいあんちくしょうが読めたので満足。
    でも、アプロ分が足りない。
    猫型異星人!

  • 「海賊版」以来、十数年のお付き合いですが、やはりこのシリーズ大好き!
    たまにはこういう形式もいいですね。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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