マルドゥック・アノニマス 2 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-19)
- 早川書房 (2016年9月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150312459
感想・レビュー・書評
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ウフコックをはじめとする“善玉”チームと、ハンターが率いる“悪玉”チームの対決という単純な予想は早くも崩れ去った。2巻では、ウフコックはひたすら影の存在に徹し、ハンターという特異なエンハンサーを監視する。あろうことか、ハンターの能力に自分自身を投影すらしてしまうのだ。そしてハンターが唱える「均一化」とはどのようなことか? 興味は尽きない。
キャラクターはほぼ出揃った(多すぎて混乱している)ようなので、この〈サイバーパンク・ノワール〉とでも呼ぶべき作品の、今後の展開に大いに期待したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
企業の内部告発者ケネス・C・Oの行方を追う中で、ウフコックはパートナーのロックと弁護士のサムを〈クインテット〉に惨殺された。
保証人を失ったイースターズ・オフィスは事件不成立により調査を中断するが、ウフコックはサムの遺志を継いで〈クインテット〉への潜入調査を始める。
ハンターの緻密な戦略のもと、アンダーグラウンドを制圧する〈クインテット〉の悪徳を、ウフコックはただ傍観するほかなかった。
(あらすじより)
バロットが出てこないと物足りないです。
しかし、悪役でありアノニマスシリーズのもう一人の主人公ハンターは魅力的だ。
迷いがなく、思慮深く、紳士的。
しかし、目的のためならどんな残虐なことも平然とやってのける。
でも表紙のハンターが完璧にバトーさんなんだよなぁ
義眼でしょこれ?
作中に「灰緑色の瞳」って描写があるので、ハンターは義眼じゃないと思うんだよなー
物語と関係のないところでモヤモヤしてしまった -
泥沼化
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☆☆☆★
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登場人物が多く名前がわかりにくいので結構読むのが辛い。ウフコックがほとんど何もできていないのもあいまってもどかしい。