黒のトイフェル 上 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-4)

  • 早川書房
3.14
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本棚登録 : 173
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150411923

感想・レビュー・書評

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  • 大聖堂を気にした13世紀の歴史ミステリー。
    建築監督の転落殺人から幕を開け、赤毛の男ヤコブの語りの合間に、美形?の黒ずくめ男とその背景がじわじわ・・と言うところで上巻が終わる。

    舞台、設定は面白いのに、余りにもとろい展開。
    一考に盛り上がりがないのも珍しい。

  • 中世のドイツが舞台なので、具体的なイメージが出来ずに物語への没入が少し難しい。結社による謀略は所々に垣間見えるものの、目的は明かされずに終わるので下巻での展開に期待。

  • ホントに読んだのか?記憶にない。。。こういう時間って怖い。俺の人生の一部が、なにものかに侵食されているんだよ、きっと!その犯人は記憶に残らない小説&映画だ!たぶん。

  • 大愚作「深海のなんたら」を読む前に買っちゃった本(>_<)。
    読了後なら決してそんなことしなかったけど、結果としてはそれでよかったかも?
    意外や意外、けっこう面白い( ´ ▽ ` )ノ。
    日本で言えば捕物帳、宮部みゆきの時代小説に近い( ´ ▽ ` )ノ。
    「なんとかのイール」では全キャラがデクだったのに、本作では誰も彼も魅力的( ´ ▽ ` )ノ。
    擬古体のセリフも楽しいね( ´ ▽ ` )ノ。
    まるでホントの13世紀小説を読んでるみたい( ´ ▽ ` )ノ。
    ただし、それゆえに展開は非常にトロい(>_<)。
    セリフの半分以上が知ったかぶり(>_<)。
    あと、上巻終盤の正義側の推理が余りにもご都合主義(>_<)。
    トイフェルとは何ぞや……? まさか「イール」みたいに無意味な造語ではないことを祈りつつ、下巻へ……。

    2015/12/13

  • 『深海のYrr』では、なかなかいいキャラクターが呆気無く死んでしまったりするので、心配しながら読んだ。中世ドイツの時代背景や都市の様子、人々の人生観が表現されていて、面白い。

  • 中世のケルンが舞台という珍しいミステリー(?)作品。前半は街やキャラクターの紹介、といった感じであまり話が進みませんが、後半から段々ミステリアスになっていきます。

  • プロットは面白いと思うのだが、
    物語として面白くないのは何故??
    ワクワク感を感じられなかったからかなぁ。

  • 謀略そのものの存在は早い段階で明らかになるのですが、何をしようとしているのか、どういう目的があるのか、はなかなか明かされません。その謀略の一端である殺人を目撃したこそ泥ヤコプは、犯人である悪魔のような男に命を狙われて…、という展開で下巻へ。

  • 「深海のYrr」のフランク・フェッツィングによる中世のケルンを舞台にしたミステリー。
    上質な海洋SF大作だった「深海の...」とは一転して中世の歴史小説と、作者の知識や興味の広さに驚いた。
    内容は前作ほどのインパクトには欠け、どこか予定調和な印象もあったけれど。

  • カタカナの名前が頭に入ってこない

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