ファイナル・ターゲット (上) (ハヤカワ文庫 NV)

  • 早川書房
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本棚登録 : 99
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150412791

感想・レビュー・書評

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  • 出だしから格好いい。まるで007のオープニングを観ているかのようだ。ヴィクターの淡々としながらもきっちりと殺し屋としての仕事をする。物語の本題の方では、何人かの武器商人やCIAなどとも絡む。武器商人同士が潰し合うように仕掛ける黒幕がいるのだが、上巻ではまだ正体というか真相はあやふやだ。ヴィクターは追ったり逃げたりと大忙しだが、それがこの作品の面白さであり、主人公にはずっとピンチであって欲しいと願いつつ下巻に進む。

  • 息つく暇もなく危機が押し寄せて凌ぎきる、というのは前作程ではないが、夢中になって通勤電車を乗り過ごすのは2回ほどあった。
    再読だが飽きずに読める。下巻が楽しみ。

  • 前作で思わぬヒットを飛ばした新人作家の第2作。同じ主人公ではあるが、前作のしがらみにてフリーランスの殺し屋が雇われ稼業となっていることと、その雇い主の意向が見えない状態で、使い捨てのジョーカーの様に使われる境遇から、どう逆転するかが本作の主題であろうが、前編ではまだまだ。

  • レビューは下巻にて。

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