図書館ねこデューイ 町を幸せにしたトラねこの物語 (ハヤカワ文庫 NF 365)
- 早川書房 (2010年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150503659
感想・レビュー・書評
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映画化は楽しみ。
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2013/04/02読了。返却ボックスに入れられていた子猫と図書館長さんの物語。ネコの物語としてはもちろん、アメリカの図書館のようす、女性のキャリアと家庭など、いろいろな側面が描かれていた。最後は涙を流してしまいました。。。
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猫好きなので読みました。
少し古いのと、訳が少しアレなので何言ってるのか意味わかんないところもありますが、
まあとにかく猫が王様でカワイイので許す。
動物と一緒に暮らすというのは、人間にとってはカメとか以外は
自分より早く逝ってしまうわけで、そこら辺は辛いんだけど
心の準備としては良かったです。 -
ブクログ談話室の書き込みで知り、「図書館」と「ねこ」にひかれて購入した
アメリカ中西部・スペンサー公共図書館の返却ボックスの中に入れられていた猫と、館長である著者を軸に描いたエッセイ
アメリカでは図書館ねこは珍しくないらしいが、とりわけデューイが好かれる理由は、知的で社交的、そして程よい距離感をわきまえているからだろう
本当に?と思うようなエピソードもあったけれど、やっぱりデューイは特別だったようだ
デューイが一つの象徴になり、地域の人が図書館で資料だけでなく色色なモノと繋がることができたことは、図書館としても良かったのではないだろうか
いい司書と図書館の改装についての記述も、興味深い
はじめデューイの危機を著者が救い、その分のお返しが著者の波乱の半生に共にあることだったように感じた -
猫好きでもあるし、主人公「デューイ・リード・モア・ブックス」クンと同じ赤猫を以前飼っていて、思い入れがあったため、本を知るなり購入。
デューイクンを見つけた図書館館長さんのエッセイで、彼女の過酷な人生模様とともにいかにデューイくんに救われたか綴られていますが、いまひとつ自分の中で盛り上がらないうちに終了。
ただ、今共にくらす母・娘猫サマに、一層の愛情を感じるようになったし、別れを想像し、今共に過ごせる時間を大切にしようと感じました。すべての物事は、「当たり前」ではなく、それは「奇跡」なんだなぁと。。。。思いました。 -
茶トラ好きにはたまらない表紙。そういえば図書館って最後に利用したのいつだっけ…。こんな猫に会えるのならば、仕事帰り毎日でも通うかもしれません。
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猫は大好きだが図書館学を勉強しているせいか、図書館の存在意義に疑問を感じてしまうところもあった。少なくとも図書館に猫がいることで猫アレルギーの人は図書館が利用できないではないか、と。
いかにも英語の翻訳っぽい文章が少し読みにくかった。
個人的にヴィッキーがあまり好きになれない。自信過剰では?欧米人ってこんなかんじなのか。デューイは可愛いが甘やかしすぎて健康問題が悪化するのと夜図書館に置いていくのはどうかと思った。が、最後まで図書館にいれるようにしたのには感嘆した。ディーイはいい飼い主さんに見つけてもらって本当に良かったと思う。
追記:アメリカの図書館では結構普通に図書館猫がいるらしい。日本では無理だが、本と猫は昔から相性がいい気がする。