- Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150704070
感想・レビュー・書評
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H・M卿シリーズです。
休暇中のH・M卿は警察に協力を要請されて、泥棒である怪盗アイアン・チェストを捕まえるべく奮闘する事になります。
アイアン・チェスト、日本語に訳すと鉄箪笥、怪盗鉄箪笥です。
これには笑ってしまいました。
鉄の箱を持って現れては盗みを働いていく泥棒です。
推理部分はお粗末ですが、H・M卿の行動だったり、男と男の決闘だったりとその他の部分では楽しめます。
そして、本作ではH・M卿がとんでもない事をやらかしています。
これには驚きました。
純粋なミステリとしては良作とは言えないのですが、H・M卿好きには楽しめる作品になっていると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
またもややってまいりました。
H・M卿騒動記。
彼の歩む道平穏なんか
ちーーーーっともございませんから。
冒頭から彼の運は
すでになくなります。
事件にしてもまたしかり。
取り押さえたかに見えたら
逃げられてしまったりと…
何かとついていませんね。
それよりもこのお話は
関係のないところの描写が面白いです。
何せH・M卿がとんでもないことを
していたり、
何気にあの太鼓腹の割には
身体能力が高かったり…
あ、犯人ですか?
その真相は面白いですよ。
ある作戦もまたえっと
思わせられるでしょうし。
でも結末は
ファン作品です。
あくまでもね。 -
2009/11/26購入
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H・Mシリーズ
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