楽園の骨 (ミステリアス・プレス文庫 119)

  • 早川書房
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本棚登録 : 113
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151001192

作品紹介・あらすじ

掘り返して欲しくない骨。触れて欲しくない過去。平和なコーヒー農園に隠された謎? 親戚の死因を調べて欲しい-FBI捜査官ジョン・ロウの依頼でギデオンはタヒチへ飛んだ。ジョンの叔父の経営するコーヒー農園では最近不穏な出来事が続いており、今度は娘婿が不審な死を遂げたのだ。彼の死と一連の事件には何か関係が? やがて、平穏に見えた農園の秘密が明らかに……陽光輝く南の島でスケルトン探偵が鮮やかな推理を見せるシリーズ第八弾。

感想・レビュー・書評

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  • スケルトン探偵、ギデオン・オリヴァーシリーズの第8弾。

    今度はタヒチが舞台。
    コーヒー農園で起こる不審な事件。物置の屋根が落ちたり、ジープが転倒したりと続いたが、今度は娘婿が不審な死を遂げる。
    その真相を調べるために、コーヒー農園の持ち主ニックの甥、FBI捜査官ジョンの頼みでギデオンはタヒチへ向かう。

    推理の方は本書を読んでもらうこととして、相変わらず舞台となる地域の描き方は絶品。タヒチの空・海・食べ物・人柄などゆったりとした時間が流れていることがよくわかる。

    最後の最後でちょっとしたオチが隠されていて、大団円を迎える。ハッピーエンドが約束されている小説を読むのは、なんだか幸せな気分になれる。

  • いやはや、コーヒーは奥深い。というミステリーじゃないんだけど。
    親友の親戚を一緒に捜査するって、どうしたって気分の良いものじゃないよな。そんな葛藤が随所に見られて、いつもは明るいジョンの苦悩が切ない。
    それにしても、こんなラストだとはなあ……

  • 単純に ジョン・ロウが好きみたい ギデオン先生と彼のコンビが好き!

  • たった350ページ強の厚さなのに各々のキャラクター性を鮮やかに造詣し、しかもストーリーを見事に着地させる。プロットはしっかり練られていたが、軽妙さのためか、さほど驚きは感じられなかった。これは恐らく私の姿勢が悪いのだろう。
    でも最終的な感想としては、実に愉しい読書だったなあ、ということ。回を重ねる毎に、ジョン・ロウ、ギデオン・オリヴァー、そしてその妻ジュリーが素晴らしくて、実際に友達になりたいな、とまで思ってしまいました。

  • スケルトン探偵

  • 舞台はタヒチのコーヒー農園。

  • 読み始めてすぐ、再再読と判明(~_~;)

  • スケルトン探偵8作目
    タヒチが舞台です。

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