アインシュタインの夢 (ハヤカワepi文庫 ラ 1-1)

  • 早川書房
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本棚登録 : 206
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151200175

感想・レビュー・書評

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  • 宇宙だ。宇宙の本を読んでいる時のようなムズムズする感じがした。とても不気味な感覚を持つさまざまな時間概念の世界なのだが、サラっと表現されているので、割と創造しやすい。
    そして、己の思考は改めて固定観念の塊なのだなと再認識できた。物理・量子力学の常識はは時間を捨てて考える。アインシュタインは捨て置かざるを得ない、最大の謎である時間に向き合った人なのであろう。が故に、この本のような不思議な時間概念を考えたのだろうと感じることができた。著者の創造力には感銘を受ける。
    あとがきに書いてあったように他にどんな時間概念があるかなと、自分でも考えてみたが、貧相な思考能力に気づけたことが唯一の成果か。。。

  • 想像力を刺激される.

  • 自由な発想の時間のありかたと、訳者のセンスが光る素敵な小説だった。本屋で手にとって良かったなあ…。

  • アインシュタインの見たかもしれないいくつもの夢で、ふわふわ浮かんでみる。
    夢は真綿のように、しっかりと、幻想的に、現実とリンクする。

  • アインシュタインが見たかもしれない時間に関する夢をショート・ショートの形式で30篇つづっている。30種類ものさまざまな時間が存在する世界が次から次へと出てくる様は、ほかでは味わえない感覚。まさに時間のフルコースという感じで、アイデアの宝庫である。難解でもなく、どこかユーモラスで楽しめる作品。

  • 六月九日《永久な時間》もいいし、最後の六月二十八日《ナイチンゲールの時間》とか圧巻。

  • 幻想的に夢の世界が描かれています
    寝る前に読むといい夢見れそうな気がします

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