青列車の秘密 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
3.50
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本棚登録 : 1152
感想 : 135
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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300059

感想・レビュー・書評

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  • 最後、犯人がわかる段階で大どんでん返しがあります。
    多分、ミステリー市場に残り続ける内容だと思います。

  • もう本当におもしろかった!
    いつも通り、犯人にあっと言わされたし、全くノーマークの人が犯人だった。
    新事実がでてきてから犯人に結び付くのではなく、今まであった記述を元に、裏付けするようにポアロは犯人を導いてくれるからすごい。
    ロマンス的な要素もあって良かった。クリスティーが書くロマンスは、誠実でロマンチックで好き。
    ポアロの機転のよさ、発想力、観察力、灰色の脳細胞最高です!

  • 世話をしていた老婦人が亡くなりその遺産を相続することになったキャサリン・グレイ。
    これをきっかけに都会へ出ようとブルー・トレインに乗り込むが、まさに彼女の人生を変える事件がそのブルー・トレインの中で起こったのだ。

    なんて劇的な書き方をしてみたりして(笑)
    キャサリン・グレイがどれくらい素敵な女性なのか実物を拝みたい気持ちになる。
    グレイの瞳をのぞいてみたくなる。

    ポアロおじさんも一役買ってめでたしめでたしとなるのだけど(被害者にとっては当てはまらないが…)、キャサリンの今後の幸せを、そしてレノックスにも幸せが訪れるように願わずにはいられない気分で本を閉じた。

  • 私はこの話を読んだら止まらなくなりました。
    勤めていた女主人が亡くなりその遺産を相続しお金持ちになったキャサリン・グレーという女性が魅力的なキャラクターでした。
    また列車内での殺人はオリエント急行を彷彿とさせますが、内容はまったく違います。

    話の始まりに『???』となるかもしれませんが、推理になって繋がるところはさすがアガサ・クリスティです。

  • しっかりもののヒロインが素敵です。
    ひかえめで分をわきまえた、賢い女性。
    欲にまみれた人間模様が背景の、列車内でおきた殺人、
    というものものしいお話ながら、ヒロインの魅力がいちばん印象的でした。

  • とても推理小説らしい話という印象。残念なのは、今作ではヘイスティングス、もしくはその代わりになる相棒が登場しないこと。ポアロの奇異な行動に読者目線で突っ込みを入れる人物を、常に横に配してほしかったです。でも、非常にに面白い作品でした。

  • 謎有り恋有り最後はすっきり

  • クリスティの有名な作品。
    クリスティー文庫版。

  • この間オリエンタル急行殺人事件をテレビで見たので、
    今度はブルートレインを選んでみた。

    パポポラスなんて名前のギリシャ人も登場しちゃって、目下ギリシャづいてるお友達を
    思い出したりもした。

    事件は記者の中で起こるけれど、オリエント急行と違って、
    推理や前後の話は主にフランス、リヴェイラが舞台。

    緑色にきらりと光るポアロの瞳がまた今回も見られる。


    中学生くらいの頃に読んだ時は、前後が長く感じたけれど、
    今回はきっちり、隅々まで楽しくよめ、ついでに犯人も50%は当てることができた。


    また、すっかり内容を忘れてしまったころに読みたい。

  • /?day=20060720

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