鳩のなかの猫 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房
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本棚登録 : 572
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151300288

感想・レビュー・書評

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  • これまでの作品の中で、トップクラスに犯人の目星がつかず、思考を巡らされた作品だった。
    怪しいと思われる人が殺されたり、白と思われている人が実は怪しい人のうちの1人だったりと、面白い論理の展開だった。

  • ポアロさんやっと出てきたー!って感じ
    ポアロシリーズでは結構好き

  • イギリスの名門校で教師が殺害される。その少し前に起こった中東での革命で、莫大な価値を持つ宝石が消え失せた。この二つの事件の関連は?
    ここに誘拐事件なんかも絡んできて、事件だらけ。ポアロも中々出てこない!!

  • 名門女子校で女性教師が殺害される。いかにもサスペンス、ミステリーに向いた設定。タイトル「鳩のなかの猫」とは言い得て妙。肝心の名探偵ポアロは中盤まで中々出てこないが、終盤の謎解きはあっぱれ。

  • アガサ・クリスティの小説の中でも異質な女学校が舞台となった作品です。さらに謀略のにおいが冒頭からしています。職員も含めて女しかいない学校、しかもそこで次々と起こる殺人事件の背後には、どうやら某中東国の財宝がからんでいるのではないか、ということで、この設定だけで十分読むのにそそられました。本書は登場人物もなかなか個性的でいいです。先生陣、生徒たち、そして母親と基本的に女性しか登場しませんが(ポワロもかなり後半での登場)、それぞれが全然違う個性を持っているので、頭の中で整理しやすかったです。あいかわらず難しい犯人探しやその動機など、アガサ・クリスティの切れ味鋭い筋書き作りは健在です。連続殺人事件が起こるにもかかわらず、かわいらしい女学生の活躍や謀略サスペンス的な要素が、本書をなんだか爽やかな物語にも仕立て上げています。凄惨で陰鬱な推理小説に飽きた方、そういうのが嫌いな方はぜひ本書を読んでみてください。

  • it's boring.

  • 2020/01/26読了

  • デヴィッド・スーシェ主演の英国ドラマも好き。

  • 原書名:Cat among the pigeons

    著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)
    訳者:橋本福夫(1906-1987、宍粟市、アメリカ文学)

  • 射殺,(撲殺),撲殺,射殺

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