- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151300394
感想・レビュー・書評
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マープルは、しっくり来ない、不可思議な事を察知する能力に長けている。
その能力は、知人たちの間でも周知の事実らしくて、今回はその臭覚を見込まれて、依頼者の妹の邸宅へ潜入することとなった。
果たして、彼女が察知したものとは?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
事件自体はシンプルで犯人はすぐに分かってしまったけど、事件が起きるまで、ミスマープルが話の中心だったところは、ちょっと新鮮だった。学生時代の友人を助けにいく話なのだけど、この友人がちょっと不可思議な人。その謎が分かった時は、ちょっと感動した。
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17章くらいで完全に犯人とトリックが分かった。
犯人が分かっても 終わりまではらはらどきどきが続くのがクリスティの作品
だが、この作品はそれもなく、惰性で読まざるを得なかった。
根本的な発想が前作と似たような感じなので、余計にそう感じたのかもしれない。 -
ミス・マープルもの。騒ぎの中で起こった殺人の謎を解決するというもの。そのトリックはすばらしくて、驚きました。犯人については、なんとなくでわかりましたが。ただ、尋問シーンが長くて、ミス・マープルも突然わかったような感じだったので、唐突感とだるさがありましたが。
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魔術の殺人はミス・マープルのドラマ版を先に見ていて、その後本書を読んだ。大まかなトリックは小説もドラマも変わりないが、小説ではより深く登場人物の深層心理に迫っていて、読み応えがあった。
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ミス・マープルは傾聴の達人でした。
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登場人物の入れ替わりが中々激しめでしたが話としてはは中々でした。