愛書家の死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 タ 2-10)

  • 早川書房
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (607ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151704109

感想・レビュー・書評

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  • 競馬の世界の裏方を舞台にしているのが新鮮。

  • うわき

  • これまでのジェーンウェイ・シリーズには、ビブリオマニアにとってたまらない記述が満載だったのだが、本書は90%が競馬界の話なのでかなり趣を異にする。シリーズ的には転換点のような気がするが、古書の蘊蓄はあまりない。

  • パーカーみたい。

  • 元警官の古書店屋が主人公のシリーズ5作目。
    事件の現場に居合わせるのでなく、過去の死を調査するスタイル。
    時間をかけて読んでしまったからか、起伏に乏しい展開と感じてしまいました。競馬界の描写が多く、最後はあっけなさ過ぎな...。

  • 馬好きなので星オマケ。ラスト付近がはしょり過ぎというか、慌ててまとめた感。

  • シリーズ5作目。貴重な蔵書を残して死んだ馬主、20年前に死んだ妻の謎を追うジェーンウェイ。前作とは違い、作者の競馬へのこだわりが多く見られる。登場人物の描写がうまく、小説としての厚みはあるが、古本の存在が薄く、かなりがっかりした。ジェーンウェイの言動も理解できぬところがあり、ミステリーとしては凡作のような気もする。また、長すぎる。

  • 古本屋探偵クリフシリーズの第5作。
    読み返していないが、第1作の「死の蔵書」や2作目の「幻の特装本」の様な深い本の世界を中心に話が進むものに惹かれる。
    前回今回は競馬がメインとなっており、前回の古書売買に関わるサスペンスよりも「本」から離れてしまった。
    また、当初から顔が見えない登場人物が最後まで残っていること、意味もなく容疑者が二転三転する状況から、途中で真犯人がうっすらと見えてくる。
    「本」をテーマに続けていくのは非常に難しいとは思うが、中途半端に路線を買えるのならば、とっとと新たなシリーズに切り替えたほうが良いのではと思う。

  • 面白くなかった。行き当たりばったりにストーリーが進むだけ…。このシリーズどうなっちゃうの?

  • うーん。あまり面白くなかったです。
    ・長すぎる
    ・主人公の行動がいきあたりばったりでミステリ、ハードボイルドの魅力がない。
    ・本に関する薀蓄が少ない。

    正直、読み続けるのが苦痛でした。競馬場周辺で働く人々への思い入れ、暖かい視点と描き出される様々な人間像が無ければ投げ出していたかも。

    あと、「愛書家」と「蔵書狂」の違いも考えさせられました。なぜ「蔵書狂」は読みもしない本を集めるのか。本書巻末近くの説明になるほど、と思ってしまいました。

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