グルメ探偵と幻のスパイス (ハヤカワ・ミステリ文庫 キ 8-2)

  • 早川書房
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本棚登録 : 41
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151762529

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    美味しそうな各国料理描写が
    もっとあっても良かったな〜。
    続きが読めたら良いのに…

  • グルメ探偵シリーズ第2弾

    幻のスパイスって。。。本当にあるのかなぁなんて現実と小説の間でかなり悩みました。
    このグルメ探偵の彼って、性格がいい。
    そして惚れっぽい(笑)
    随所においしそうな料理が出てきて、それがもしかしたら作れるかも!なんて錯覚させてくれます。

    このシリーズ、続きは訳してくれないのかなぁ。。。

  • 耐えて久しい幻のスパイスの鑑定を頼まれたグルメ探偵はが殺人事件に巻き込まれ、あろうことか犯人と疑われる。
    身の潔白を証明すべく、犯人捜しに乗り出す。
    今回の舞台はニューヨーク。しかも世界中の料理人の垂涎の的である幻のスパイスが行方不明になるとあって、世界中のあらゆる料理とその薀蓄が出てくる。
    薀蓄と言っても、料理を美味しくするちょっとしたスパイス程度なので、読んでいて鼻に付くようなことはない。
    今回は料理部分に比重がおかれ、主人公の探偵マニアな部分が影を顰めているのがやや不満なところ。
    話の流れは特に凝ったこともなく、普通。
    スパイスを盗んだ犯人とその行方は途中でなんとなく分かる。
    ラストシーンもふーんってな感じ。
    魅力あるキャラクターを便利に使いすぎているようにも思う。
    ユーモアのある文章やキャラが先に立ってしまっているけれど、ミステリ部分がそれに並ぶくらい面白くなってくれるといいなぁと思うシリーズ。

  • 古今東西の食べ物を知り尽くしたぼく、グルメ探偵が鑑定したのは人類史上もっとも高価といわれる幻のスパイスだ。心をとろけさせる至福の香り、口じゅうに広がる極上の風味―まちがいなく本物だ。無事に仕事を終えて緊張から解き放たれたのも束の間、スパイスがこつぜんと消え、さらに殺人まで起きて、なぜかぼくが第1容疑者に!?超一流の味覚嗅覚フル稼働で真犯人を突き止めてやる!グルメ探偵、読んでると美味しそうなんですよね。ただ、前作のが自分で作ってるシーンが多かったので、美味しそう度は前作のが上かも。

  • グルメ探偵第2弾。ロンドンからはるばるニューヨークまで幻のスパイス鑑定に出張した主人公、今度はその希少なスパイスをめぐっての殺人事件に巻き込まれ、犯人扱いまでされて身の潔白を証明するため大奮闘。スパイス購入希望者がひきもきらず現れ前作よりドタバタ風味が加速気味だけれど、まずまず楽しめた。エスニック料理が無性に食べたくなる作品。

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