ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

著者 : スティーグ・ラーソン ヘレンハルメ美穂 岩澤雅利

• 早川書房 (2009年7月9日発売)

感想・レビュー・書評

[kamisuke0117さんの感想 · 2012年2月27日]

おもしろかった。
特に裁判のシーン。チョーすっきり！
作者がなくなってこれで終わりなんて悲しい。

[そめたさんの感想 · 2012年1月14日]

３部はもう、前作のすぐ続きから始まります。
病院に運び込まれるリスベット。
一命は取り留めたものの、リスベット本人は動くことが出来ない。
そこで、狂卓の騎士達が頑張っちゃいます。
ミカエルが、班相手に、トリッキーな仕掛けで秘密を少しづつ
暴いていく。なんか、冴えてます、彼。
今回の敵は、政府とでも言いましょうか。
得体のしれない組織、どうやって追い詰めていくのか、
何もできないリスベットはどうするのか、目が離せません。
下巻に続く。

[bandit250fさんの感想 · 2012年1月4日]

リスベットを支援する人々が徐々に繋がりはじめて、遂に国家的陰謀に立ち向かう！物凄い展開になってきた。「ドラゴンタトゥーの女」は一つの完結したミステリー、Ⅱ・Ⅲは国を巻き込む壮大なサスペンスドラマ。またまた映画館で予告編を見たがレッツェリバージョンじゃない普通の予告編になってた。こうなったらサントラ買うしかないな！

[こたろうさんの感想 · 2011年11月20日]

読了。

[とちゃさんの感想 · 2011年11月12日]

ｻﾞﾗﾁｪﾝｺ殺害から始まり隠蔽の為動き出した組織! ついにｽｳｪｰﾃﾞﾝ首相も登場!ﾊｯｶｰ共和国市民達もｻﾗﾝﾃﾞﾙに協力ﾌﾟﾚｲｸﾞがﾘｱﾙで仲間に会うなんて(笑) ﾘｽﾍﾞｯﾄにiBook渡してあげたい。

[dormeuse00さんの感想 · 2011年10月16日]

　面白かった。相変わらず内容がものすっごく濃い。若干疲れたが、経営や経済、政治や医療、情報など非常に広範囲に渡る知識が反映されていて、面白いし興味深かった。文章もしっかりしているし、エンターテインメント性もなかなか。読んでいてワクワクハラハラした。読み込んだら大分自分にプラスになると思う。

　ただ、一人ひとりの人物背景など、本当に描写が細かくて疲れるのが少しだけ難点。登場人物の名前も長くてカタカナな上に、数が多過ぎて覚えづらい。視点の変換が多いことは複雑な内容を理解するうえで大いに役立ったが、読む人によってはくどさを感じるかもしれない。

　もし読むのだとしたら、休日に一気に、さらーっと読むのがいいかもしれないと思った。一日数ページずつはおすすめしない。絶対登場人物を覚えきれない。
　最終巻がとても楽しみ。

[miko2005さんの感想 · 2011年10月5日]

２の終わりを引き継いで瀕死の重傷を負ったリスベットが病院に搬送されるシーンから始まる。

一命を取り留めたリスベットだがベッドから動ける状態ではなく、前作で被さられた殺人犯の濡れ衣こそ晴らすことができたが、父親を殺そうとした容疑などで相変わらず警察の監視下に置かれている。

しかも・・・すぐそばの病室には父ザラチェンコも入院している。

動けないリスベットがザラチェンコのいる部屋を推理したり、足音に神経を尖らせる様子がスリリングに描かれる。

というのに、実にあっさりとザラチェンコは暗殺される。リスベットも含めてすべてを闇に葬ってしまおうという公安警察（秘密警察）によって。

「３」では前作の警察官たちと亡命スパイを利用していた公安警察の探り合いも読ませどころ。

また、ミレニアム編集長エリカが大手新聞社にヘッドハンティングされ、そこで巻き込まれるストーカー事件も平行して描かれていく。

緊急手術でリスベットの命を救ったドクター、リスベットに武器を与えようとするミカエルの作戦、来るべき裁判に向けての証拠固め・・・相変わらず盛り沢山で話は転がっていく。

[kulax3さんの感想 · 2011年9月27日]

少し間を空けての読了。

第三部はポリティカルサスペンス。サランデルの過去を取り巻く組織・人々が明らかになっていく。

さあついに最終巻！いっくぞー！

[fukayanegiさんの感想 · 2011年9月18日]

ミレニアム３部作の中では一番読める。
が、やや派手で複雑すぎるのでは。

それに、相手をけん制したり説得したりする論理が調子いいように聞こえて、やっぱりあんまり感情移入できない。。。

■このミス2010海外10位

[todaanさんの感想 · 2011年8月25日]

下巻に書いてます。