- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152093059
感想・レビュー・書評
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「トッカン」シリーズも第3弾。すっかりキャラクタも定着して、遊びの部分がだいぶ目立ってきた感じがしました。鏡特官がこのままでは、単なる面白偏屈キャラになりそうな危険が…。
それはともかく今回も、税という制度に向き合って、大きく3つのエピソードが描かれています。どれも面白く、ひとつは事件性の意外さ、ひとつは解決編の突拍子のなさ、そしてもうひとつは正解のない事件であることのやるせなさが残る、とそれぞれで読み味も違っていてなかなか濃い一冊でした。それだけに、多少ごっちゃとしているようですが。
まだシリーズはつづきそうですが、個人的にはあんまり恋愛要素はないほうがいい感じがしますが…けっこう匂わせているので、どうなのかしら??と興味は惹かれます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お金の警察とも言われる税務署。
しかし税金滞納者の取り立てをする徴収官は、誰からも嫌われがちな存在――
ぐー子こと鈴宮深樹は、京橋中央税務署で、とくに悪質な滞納を扱う特別国税徴収官(略してトッカン)の鏡雅愛の下で働く若手徴収官。
鬼上司・鏡とのコンビも2年目に入り、ぐー子自身もスキルアップ、鏡の罵詈雑言 人とお金の謎に迫る、話題沸騰の税務署エンターテインメント『トッカン』シリーズ第3弾!
鏡の元嫁も登場し、ぐー子恋愛モード突入か??と思ったけど。
なかったなー。残念。 -
シリーズ三作目
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トッカン part3 にして、ようやく マルサとの違いがわかりましたーっ(笑)
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一巻に比べると格段に成長した主人公。徴税現場でも大活躍。
鏡の出身地の栃木を舞台に
鏡のプライベートも開示されてきて面白かった。
幼い子を亡くすとほんとうに辛く、ずっとこころに残るのだな。 -
面白かった
図書館戦争好きなら恋愛要素はだいぶ薄いけどこっちも好きになるのではなかろうか
特殊仕事モノとしての面もあるけど結構普遍的な職場環境話もあり、普通に深読みしなくても筋を追ってくだけでも楽しい -
1、2はドラマ見たからいいかなーと思って3から読んでみました。
なので、鏡さんのこれまでとか友人関係とか分からなかったところもありましたが楽しく読めました。
ヨナさんのとことか良かったなー -
シリーズ3作の中で一番おもしろく読めました。
国税の世界が興味深いのは毎回ですが、今回はどこの世界にもあるような人間関係を描いてたりして、いい感じのストーリーになっています。
主人公のぐー子も成長していて、その点も高感度高かったです。
シリーズされたら、もっと読みたいです。