ゲルマニウムの夜

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 559
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163180700

感想・レビュー・書評

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  • 圧倒されました。

    花村萬月さんの作品はどれも一文一文にものすごいエネルギーがあふれているけど、これはとくに熱のようなものを感じた。

    支配と裏切りの快楽にあふれている。

  • 生きること、信仰することって結局こういうことなのかな
    と思った。

  • 快感の本質は、反復の中にある。

  • 生臭く、いとおしい。

  • 世界観が良い
    他の小説家に比べて登場人物が際立っている

  • きれい なものは きたない。
    わかってるなー

  • あまりにもエログロすぎるので途中から斜め読みになった。すさまじい筆力があらぬ方向へベクトルを向けているので、これはもう恐ろしいことになっている。芥川賞受賞作ってそこまでいいか?って思うことが多いのだが、この作品については圧倒された。

  • 修道院兼教護院を舞台とした、宗教と性と暴力の話。花村萬月が芥川賞作家とは知りませんでした(笑)
    この内容は「王国記」の一部になるそうですが、花村は建前でごまかさないから小気味良い。世間の常識派からは嫌われる内容。僕としても・・抵抗ある部分が多いし(^^;・・否定はしないけど、生理的に合わないというか・・やっぱ、常識派なのかな〜(^^;
    ともあれ、、この「ゲルマニアの夜」は、本来僕が花村満月に持っていたイメージの作品でした。はまらないと思うけど、彼の作品も読み続けます〜

  • まあ、殺○まくってます。芥川は伊達じゃない。軽くいなすようにコ○シます。
    客観的に見てください。作中出てくる食堂は、アカシヤだったと思います。

    あ〜アカシヤのロールキャベツくいて〜。。。ぶっちゃけいうとね。うまいと思ったことない。
    でも、すんげ〜食べてる。。。なんか、和むんですよね。

    好きな人。。。ごめんなさい。あ〜食べて〜


    ww

  • 残忍な中にも優しさを垣間見せる・・・こういうのんがホンマものの優しさだと思う。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「武蔵」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『対になる人』など。

「2021年 『夜半獣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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