希望の国のエクソダス

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163193809

感想・レビュー・書評

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  • 「この国には何でもあります。でも希望だけがない」この一言に尽きるんじゃないでしょうか。
    エクソダス=出国だと初めて知りました。
    好きな作品。

  • 近未来の日本を描いた物語(2000年)。日本の現状分析が凄いから、当時予言書になるかと思っちゃった。残念ながら本当には起こらず。そんな元気すら日本にはもう無いか。

  • 分からん

  • ■これぞ、「カンブリア宮殿」の「村上龍」って感じだなぁ。「はじめての文学」で読んだときからやっぱなんか「所詮理想論で空想的な話」っていうのはあって、最後まで読んでもちょっとその感想思ったなぁ。でもトータル的に面白いし、希望がない国の話だから、そぅ希望を持ちたくなるし、そうやって変えることができるなら変えていこうよ?って思うね。頑張れ北海道笑。

  • 子供たちが独立して国を作るって設定は面白いんだけど、はなしがつまんねえ・・・もっと、こうさ、なんかあるだろ??ってかんじ。村上龍には「オーディション」のような狂気チックな話をたくさん書いてほしいわあ。

  • 発想がすげえおもしろいと思う。実際にこれで教育改革はおこるだろう。けど、この中学生はほんまになんかモンスターに思える。異種。
    経済の知識がもっとあったら、この物語もっと面白く読めたんだろうな。勉強したいなぁ。

  • このお話は文句なく面白いです。
    日本は希望のない国だと宣言して、自分たちの理想の国を作っていく中学生。そして、それを見つめる大人のお話。

    この本を読んだあとはいつも少し切なくなって、色々なことを考えてしまいます。
    特に今の日本に不満を持つ若い人にはぜひ読んでほしいお話です。

  • コミュニケーションの形が変わって、こんな大脱走も考えられる。あとは行動力。

  • 5分後の世界で驚愕して村上龍を読むようになって、
    この本で完全に落ちました。
    出版された直後の2000年に読んだ私はこの物語の中で繰り広げられる2年後の世界を
    目の覚めるような思いで、ジリジリと追い続けました。
    読んでいてこんなに興奮した小説はそうないと思います。
    読んでいて、心地の良い、面白い小説はたくさんありますが、
    これはそういう種類の本ではありません。

    すごく、すごく面白かったです。

  • 古書入手。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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